だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

助平サイトを見過ぎたせいかFirefoxが遅くなってきた。そんなわけでOperaに移行する。

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Operaのスタート画面。動画のテーマもあって、カーテンがゆらゆら揺れております。

パソコンのアプリでよく使うのは、やはりブラウザだろう。私も助平なサイトを見るために、一日一時間は欠かさず使っている。おそらく少ない方だろう。正直に言いたまえ。君などは、毎日五時間は見ているはずだ。

ところが、最近、Firefoxの動きがおかしくなってきた。やたらメモリを食うようになったのである。つまり動きが遅くなってきた。

ほお、これはとんでもなく助平な映像に違いないぞとワクワクしながらクリックしてもなかなかはじまらないのだ。この下半身の高まりをどうしてくれるのだ、などと怒っても、さっぱり動画ははじまらない。もう、萎え萎えである。

そこで気分転換も兼ねて新しいブラウザを探すことにした。本来ならメモリを食う原因を探すところなのだが、なんとなくFirefoxに飽きてきた感もある。

まあ、Windowsで使えるブラウザは有名どころではchromeFirefox、後はEdgeくらいしかない。Lunascapeやkinzaという新参のブラウザもあるが、特にシェアが高まると言うこともなく、私もインストールはしたものの「これだっ」という気にはならなかった。

さて、今回選んだのは、Operaである。

Operaというブラウザは結構昔からあった。「軽い」と一部の人に人気だったのだが、私は当時あまり助平なサイトは見なかったのでインストールすることはなかった。だが、このブラウザ、シェアは低いもののずっと愛用者がいる息の長いブラウザである。

私は期待した。きっと助平な動画を見るのに適しているのだろう。重い動画もスイスイ再生するに違いない。だから、存在し続けているのだ。

見た目は、左側にツールバーがあるのが特徴的で、それ以外はシンプルである。広告をカットする機能はデフォルトで付いている。

ちょっと便利だなと思ったのは、記事中の文字を選択するとすぐそばに「検索・コピー」のアイコンが出ることだ。右クリックの手間がいらない。Firefoxchromeにもあるんだろうが、デフォルトで使えるのが情弱にはありがたい。

拡張機能を使えば、Googleの翻訳も同様の方法で使えて、なお便利である。こういう細部への心配りがあるアプリは、使っていて気持ちがいいのだ。

ちょっと使った感じでは、面白味はないが良質のブラウザに思えた。

いよいよ助平なサイトである。

万一に備えて、プライベート画面を開く。これなら履歴は残らない。助平な人のために解説しておくと、プライベート画面は左端にあるOperaのロゴをクリックすると、上から三つ目にあるのでよく覚えておくように。

よし、いよいよ助平なサイトである。私は、ブックマークに助平サイトを登録するほど間抜けではない。その都度検索するのである。手間はかかるが、これが一番安全だ。「なんや、真面目そうな顔して、こんな助平サイトブックマークしてるで」などと死後言われたくはないのである。

さっそく「助平なサイト」で検索すると、Yahoo!の知恵袋の質問が一番上にあり、ついクリックしてしまった。おそらく新しいブラウザに気をとられて、助平への希求が薄まっていたのだろう。載っていたのはこんな質問である。

「子供がアダルトサイトを覗いたらしく、インターネットを立ち上げたら助平な画面になって消し方が分かりません。消し方を教えてください」

いやいやいや。私は、ちょっと憤慨した。

子供が覗いたんじゃなくて、あんたが覗いたんだろ。自分の助平を子供になすりつけるとは言語道断である。それでも親かと問いたい。こういうのが一番かっこ悪いのだ。皆さんも、こんな人間には決してならないように。

人間、正々堂々、胸を張って助平であるべきである。

 

 

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モスバーガーは、なぜ低迷しているのか? そりゃあ調子こいてたからやろね。

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いや、世の中というのはわからないもので、ついこの間まで「マクドナルド、終わりやね」などと言っていたのが、今は業績がドーンと上がっている。逆に落ち込んでいるのがモスバーガーである。

飛花落葉。無常迅速。世の中は三日見ぬ間の桜かな。盛んなものは必ず衰えるのである。そして、衰えたかと思うと、また復活するものも出てくる。その繰り返しなのだ。

実は私はマクドナルド派である。マック派でもマクド派でもない。言葉を略すのは、言葉に対するリスペクトが足りないとの信念の元、常にマクドナルドと称している。だから、OH MY GOD!をOMGと略すようなアメリカ人は、最も軽蔑する人種である。

いや、そういう意味のマクドナルド派ではなかった。好きなハンバーガーがマクドナルドという意味で書いたんだった。書いているそばから忘れていくのである。怖ろしいことだ。

さて、マクドナルド派の私にとって、マクドナルドが復活したことは実に喜ばしい。

安っぽいというか大雑把というか、やはりあの味はハンバーガーの基本であり、カップラーメンに例えるなら日清のカップヌードル。弁当で言うならほっかほっか亭ののり弁。目玉焼きには醤油に決まっているでしょうが~という基本中の基本なのである。

それに比べて、モスバーガーは邪道である。ハンバーガーという脳天気なイメージからは、遠く外れる食べ物なのだ。

そもそもモスバーガーは非常に食いにくい。ソースはズボンの上に垂れるわほっぺたにくっつくわで味わうよりも、いかに服を汚さずに食べるかというのが目的となる。その結果、ひじを横に開いてモスバーガーをつかみ、口がテーブルの上に来るように前屈みになり、ぶっさいくな見た目で食べることになる。

美意識に反する食べ物なのだ。花輪君なら、決して食べないだろう。

いくら注意を払ってもほっぺたは汚れ、つい拭き忘れて、「ホラホラ、あの人、ほっぺたに何か付けてる」と帰りの電車内で女子高生に笑われることになる。そんな恥ずかしい思いをしてまで、私は、ハンバーガーを食べようとは思わないのである。

マクドナルドが落ち込んだ時、モスバーガーは「しめしめ」と思ったはずである。

いや、それ以前から「うまいのはモスバーガー」とか「モスバーガーは健康的」とかいう口コミが流れ、モスバーガーの人も「うちは、あんな安物のハンバーガーを食べる客層とはちがいますからね」といい気になっていたはずなのだ。

しかし、あなた。

生者必滅、おごる平家は久しからずの法則がここでも発揮されたのだ。

2017年度第3四半期(2017年4~12月期)決算を発表によると、モスバーガーの売上高は544億円(前年同期比0.8%増)と横ばいながら、本業の儲けを示す営業利益は33億円(同19.6%減)と減益である。

客数も4期連続で減少している。

ニュースでは、効果的な販促施策が講じられていないせいだと説明しているのだが、それは当たり前の話で、もっと根本的な問題を指摘しなければならない。

要は、調子こいてたということである。男と企業は、調子こいてる時が一番危ないのだ。客をなめてはいけない。「うちのハンバーガーはうまいし健康的。少しくらい値上げしても、客離れすることはない」などと思っていたら、簡単に察知されて嫌気につながるのだ。

食べにくさが改善されない限り、私はモスバーガーを食べに行くことはないと思うが、それでもこのまま落ちていくのを見るのはつらい。実は、近所に思い出の店もあるのだ。美しく食べられる新型モスバーガーができたら、必ず行くのである。

ちなみに子供の頃よく行ったドムドムバーガーの店舗がなくなったのだが、あれは、調子こいたと言うよりも、味も店舗も店員も「ドムドムバーガー」らしさが皆無だったせいだと思う。一度くらい調子こくくらいの時期があれば、今の状況にはなっていなかったはずだ。

一度も思い上がれなかったというのも、ちょっと悲しい話ではある。

 

 

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