だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

見ず知らずの誰かから「あなたは大きな変態です。無限のファンタジー!」となじられた話。あるいは、最近のスパムメールの特徴について。

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スパムメールは、好きかね?

私は、結構好きだ。日々の刺激になるものは、家の前に放置された犬のフンでも、図書館で借りた本の「犯人はこいつ」と書かれた落書きでも、なんでもウェルカムである。

こういう刺激がなくなり、平和でノッペリとした日常になってしまうと脳みその表面までノッペリしてアホになってしまうのだ。

犬のフン、バンザイ。落書きバンザイ。そして、スパムメールバンザイ。

さて、私の元にも、スパムメールは毎日山ほど来る。

だが、私が使っているメールアプリはなかなか優秀で、「何言うとんじゃ、このクソボケがっ。お前みたいなスパムメールを、わしが通すとでも思とんか~。恥を知りなさいっ(ぷるぷる)」と振り分けてくれるので、全然問題はない。

実は、私はたまにそのスパムメールを読むのを楽しみにしていて、夜な夜な、「ふふふ」などと笑いながらパソコンに向かっているのである。

昨日、久々に面白い表現と出会えた。

タイトルは、「(私のメールアドレス)はハッキングされています! すぐにパスワードを変更してください」である。で、最近のスパムメール特有の「こんにちは!」から本文ははじまる。確かに挨拶は大切だが、銀行や運送会社の文面まで「こんにちは!」からはじまるのはおかしいと、誰か教えてやってくれ。

今回のスパムメールの本文は、結構長いのだが、要約するとこうである。

「お前は、助平やのう。お前が毎日どんなエロサイトを見てるか、こっちはお見通しやで。しかも、お前がそのサイトを見てる時のアホ面もパソコンのカメラを遠隔操作して撮影済みや。マスターベーションでイク時の顔がサイコーやな。お前の親戚や友人が見たら、どう思うやろな。どや、こんな写真、流されたくないやろ。それやったらビットコインを払わんかい。今回は、$528で手を打ったるわ。はよ、払いや」

まあ、いつものスパムメールである。

ただ、ひとつだけオリジナリティのある表現があり、私はそれを見た時、思わず「ほお」と感心した。

 

「私は言う。あなたは大きな変態です。無限のファンタジー!」

 

「大きな変態」は、変態として上級者という意味なんだろうが、その後の「無限のファンタジー!」というのが、ちょっとわからない。

で、つたない英語力でGoogleしてみたら、「Infinity Fantasy」というサイトが見つかった。黒人のエロい女性が寝転がっている写真に、「先着50名様は、ただでエロいショーが5分間見られるで~」と書いてある。

なるへそ! これのことだな。「お前がInfinity Fantasyを見てるんはわかってるんやで」ということなのだ。

スパムメールに出てくるくらいだから、おそらくアメリカでは有名なサイトなんだろう。だが、日本でこんなサイトを見ている人はいないのではないか。あなたがいくら上級変態だったとしても、こんなサイトにはたどり着かないと思うのである。

どうせ書くなら、「XVIDEOS」とか「TokyoPornTube」とかにしておくべきであり、これはスパムメールの送り主の不勉強をそしられても仕方がない。「XVIDEOS」などと書いてあったら、私だって「えらいこっちゃ。バレてるがな。はよ$528払わな」と慌ててしまうのだ。

ちなみに最近のスパムメールで秀逸なのは、自分が使っているパスワードが明記してあるものである。これは、私もちょっと驚いた。昔使っていたパスワードとは言え、気持ちが悪いのだ。もし、今使っているパスワードなら、念のために変更した方がいいだろうし、いろいろ手間である。

スパムメールに引っかかる奴がいるからスパムメールがなくならないわけで、その意味からも引っかかる情弱には腹が立つ。だが、やっぱりスパムメールを送ってくる本元には、もっと腹が立つ。

誰か、スパムメールを送ってきた奴に、金玉がボーリングの玉くらいにはれあがる呪い系の反撃アプリでも作ってくれないか。凄腕のプログラマーなら、それくらいのアプリは簡単に作れると思うのだが。よろしく頼む。

 

 

ウルトラセブン 第3話「湖のひみつ」 地球の男たちは、可愛い女の子に弱いとバレてしまう。特に、ビキニ姿の女子高生には大変弱い。

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あなたね。

私だって可愛い女の子には弱い。だが、実は可愛くない女の子にも弱いのである。そもそも、私は、可愛い可愛くないなどという美醜を基準にするような、金玉の小さな男ではないのだ。

うん? ちょっと表現がおかしいか? あれは、ケツの穴だったか。まあ、どっちでも似たようなものだ。

さて、ウルトラセブンの第3話「湖のひみつ」である。

この回の注目すべき点は、ビキニ姿の女子高生が出てくることである。眉をひそめたあなたには、自分の性欲にもっと正直になれと言いたい。ビキニの女子高生の前には、ウルトラセブンもアンヌ隊員もかすんでしまうのだ。当たり前のことである。

この話題を避けて通る人は、おそらくロリコンである。ロリコンであるがゆえに、「やばいやばい。こんなシーンに注目してたら、わしがロリコンやとばれてまうで」とあえて書かないのだ。

だが、私には、そんな心理はお見通しである。頭かくして尻かくさず。団子かくそうより跡かくせ。To bury one’s head ostrich-like in the sand(ダチョウのごとく砂の中に頭をかくす)というわけだ。

ロリコンでない私は、堂々と女子高生のビキニ姿について書くのであります。

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このシーンは、怪獣エレキングの幼生が釣りをしているオッサンに釣り上げられてしまい、それを女の子(実はピット星人・演じているのは当時16歳の高橋礼子さん)が助けた場面だ。

ビキニが日本で流行ったのは1970年代になってかららしいのだが、この作品が放映されたのが1967年であり、当時としては結構刺激的なファッションだったのではないか。よく、16歳の女子高生がOKしたものである。

私自身、このビキニ姿は露出度が高いこともあって、別の話に出てくるアンヌ隊員のビキニ姿よりも印象に残っている。特にお尻を突き出したシーンは、私の記憶から一度も削除されることなく何度も何度も再生されているのだ。

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このピット星人は、美しい地球を自分たちのものにしようとやってきたのだが、なんかね、バッタみたいな顔をしていてキモい。可愛い女の子との対比がうまく、特にピット星人に戻る時の演出は、なかなか効果的だ。

手の振りに応じて本物の顔が現れるというのは、私のような老人からすると「大魔神でしょうがーっ」ということになるのだが、今の人は大魔神というと佐々木投手しか知らないか。いや、それすら随分と過去のことで、いやあ、歳は取りたくないものだ。

ピット星人は、戦略的にも優秀で、警戒厳重なウルトラ警備隊の本部にもたやすく侵入する。というか、円盤の中で意識を失った少女を、フルハシ隊員が警備隊本部に連れてきてしまうのである。これがもしマツコデラックスみたいな外見だったら、「こいつ、宇宙人か」と疑われて厳重に拘束されたに違いない。

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警備隊本部にやすやすと侵入したピット星人は、アンヌ隊員を襲い、油断する警備員を簡単に排除。で、超高性能小型爆弾でも設置するのかと思ったら、計器類をめちゃくちゃに押しはじめた。すると、あっと言う間にその計器類が火花を散らすのである。その脆弱性にも疑問があるが、ピット星人も、せっかく侵入したのだから爆弾くらい用意しておけよと腹立たしい。

計画は立案するが、詰めが甘い星人なのだろう。私の知り合いの田中君にそっくりである。

そんな詰めの甘さが出てしまい、結局エレキングウルトラセブンにあっさりと退治され、ピット星人は円盤に乗って逃げ出す。その時にピット星人が言ったセリフがこれだ。

 

「地球を甘く見すぎていたわね」

「でも、あきらめたわけではないわ。もっと強い怪物を育てて、今度こそ地球上の人間を皆殺しにするのよ」

「素敵だわ。そうなったら、あの美しい星は私たちのものになるのね」

「きっと成功するわ。地球人の男性は、可愛い子に弱いってことがわかったんだもの、うふふふふ、うふふふふ」

 

「うふふふふ」などと脳天気に笑っているうちに円盤はウルトラセブンに追いつかれ、シャワーみたいな光線を発して逃げようとするもののウルトラセブンには効果なし。あっと言う間に撃墜されてしまうのだ。

男と企業は調子に乗っている時が一番危ないのだが、それは宇宙人も同様である。警告音が鳴り響き、赤い警告灯が点滅する中、「あれれ?」と呆然と立ちすくむピット星人の姿が笑える。

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ちなみにピット星人を演じた高橋礼子さんは、10歳で児童劇団に入団し、子役として活躍。ところがウルトラセブンの撮影で高校1年の夏休みがつぶれてしまい、また、その過酷さに子役を引退したのだという。

実は、この作品、第3話として放映されているが、撮影されたのは最初だったのだ。おそらく暗中模索、手探り状態での厳しい現場だったのではないか。

また、高橋礼子さんとしては、あのビキニ姿も影響していたのかも知れない。私だって、あんなビキニを身につけてカメラの前に立つのは恥ずかしいのだ。まあ、爺さんだから身につけないけど。

うらやましいのは、例えその時は過酷であっても映像としてずっと残り、人の記憶にも残り続けると言うことである。ウルトラセブンの場合は、いまだにファンが存在し、私のようにああだこうだと文章を書いている。迷惑かも知れないが。

役者はいいなあ、と心底思うのである。高橋礼子さんも、きっとそう思っているに違いない。

 

 

相棒 シーズン17 第19話「漂流少年~月本幸子の決断」に、「それでもあなたは女将さんですかーっ(ぷるぷる)」と本気で怒る。

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ご存知か?

昔、よく見ていたドラマに「傷だらけの天使」というのがあって、萩本欽一、だったかな。いや、あれは、ドリフターズか。いやいや、ドリフターズ志村けんだったか。

うん、そうだ、萩原健一だ。ショーケンという愛称で呼ばれた個性的なイケメンが主役で、その相棒が水谷豊。寂しいオカマ役で、いつもショーケンに「アニキィ~」などと情けない声を出していた。

その水谷豊が、今や「あなたはそれでも警察官ですかっ。恥を知りなさいっ(ぷるぷる)」と激昂するほど成長したわけで、私も歳をとるわけである。月日の流れは、怖ろしいほど速い。

さて、私が見る数少ない民放番組「相棒」なのであるが、見ていて久しぶりに本気でびっくりした。正確に表記すると、「びっくらこいた」というのが適切か。

小料理屋「花の里」の女将が、辞めてしまうのである。

ご存じない方に私が親切に教えてあげると、杉下警部と歴代の相棒(現在は冠城巡査)が憩いの場として使っているのが「花の里」という小料理屋である。そこの女将が月本幸子で、演じるのは鈴木杏樹。私にとっても、この小料理屋で迎えるエンディングが一番落ち着くし、それにすっかり慣れてしまっているのだ。

例えば、「名探偵コナン」なら事件が解決した後、ちょっとしたオチのシーンがあるのだが、あれと似たようなものである。コーヒーならクリープ、牛丼なら紅ショウガ、ゴホンと言えば龍角散なのだ。なくてはならない関係なのである。

それがあなた、月本幸子が「きちんと勉強して資格を取って、子どもたちを実際にそばで支える仕事に就きたい」と言いだしたのである。

本当なら杉下右京に「辞めてしまうなんて、あなたは、それでも女将さんですかーっ(ぷるぷる)」と説教して欲しかったのだが、そんなシーンもなく、二人は握手を交わしてそのままあっさりと終わってしまったのだ。

鈴木杏樹さんの場合は、「マリファナ、解禁!」などと言っているわけではないので、おそらく今後も出てくると思う。ぜひ、出てきていただきたい。

それにしても、驚いた。前知識がなかったんで、本気で「えーっ」と驚いた。たかがと言っては失礼だが、民放のドラマにこれほど驚いたのは初めてかも知れない。

びっくりしたというものではなく、これはもう「びっくらこいた」というのが正しい表記である。うん? 前に似たようなことを書いたような気がするな。書いてないかな。読み返すのも面倒だしな。

まあ、いい。年寄りだから、仕方がないね。