だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

書籍

私の愛読書が、村上春樹からカズオ・イシグロに変更されました。

本当は、筒井康隆が好きである。 だが、かつて筒井康隆はウンコを食う小説を書き、最近では「慰安婦像にザーメンをぶっかけよう」などとTwitterに書いてヒンシュクを買った人だ。なかなか人前では「愛読書は筒井康隆です」とは言えないのだ。 顔が不細工なの…

なぜ、ネタバレを恐れるのか。ズバッと書いたらんかい!

まず、言っておく。 例えば、本を買って、「あとがき」から読む人は馬鹿である。もちろん、どこから読もうが、それは本人の自由だ。だが、言うまでもなく「あとがき」には、本編の重要なポイントについて書かれている可能性が高い。 まっさらな状態から作品…

胸がプルンと跳ねた? おっぱいの表現に疑問を感じたミリタリーSF「女王陛下の航宙艦」

この間、本を買ったんですよ。 前知識なしに2冊買った。Amazonの評価を確認せずに買うのは珍しい。普段の私は、裸の美女が抱きついてきても、冷静に「やめたまえ」と突き放すほど慎重なんだが、つい、買ってしまった。金もないのに買ってしまった。 一冊目は…

私の幕末イケメンベスト5

幕末には、詳しくない。 というか、歴史はさっぱりである。特に日本史は嫌いだ。なんとなく陰惨でかび臭い。さらに、むかしの人間の名前が覚えにくい。しかも藤原なら藤原で何人も出てくる。いいかげんにしろと言いたい。 世界史は華やかな感じでまだマシな…

アンソニー・ホロヴィッツ「モリアーティ」で一番かわいそうな人

今日は、アンソニー・ホロヴィッツの「モリアーティ」という本を読んだ。 モリアーティというのは、名探偵シャーロック・ホームズの宿敵として描かれた登場人物である。天才的な頭脳で事件を解決するホームズに対し、同様に天才的な犯罪者であり、明智小五郎…

佐々木譲の「代官山コールドケース」を読みながら、「同潤会アパートメント写真集 Design of Doujunkai」を見る贅沢。

佐々木譲の「代官山コールドケース」という小説を読んだ。 私は、東京はさほど詳しくない。新宿、六本木、白金、市ヶ谷などは行ったことがあるのだが、代官山は未知である。なんとなくだが偉そうな地名に思える。おそらく一番いい場所は「お代官山」などと呼…

半沢直樹のいとこ 池井戸潤「仇敵」

あまりキレイじゃない海が見えるレストランで食事をして、レジでお金を払っていると、横に小さな書棚がある。 見ると「ご自由にお持ち帰りください」と書いてあって、せっかくだから一冊もらうことにした。 私が持って帰ったのは、池井戸潤の「仇敵」という…

図書館で15冊借りた男

久しぶりに図書館に行った。 図書館には、たまに汚い本が置いてあったりして、運が悪いとそういう本を借りてしまうことになる。知らずに読み続け、面白くなってきたところで鼻くそがこびりついていたりすると、精神的ショックが大きいのである。DNA鑑定をし…

筒井康隆氏の炎上

筒井康隆さんという作家がいて、久しぶりに名前を聞いたと思ったら、彼のツイートが炎上していたのだった。まあ、なんにしてもまだ生きておられたようで、結構なことである。 炎上したツイートは、「偽文士日碌」というサイトから抜き出された一文で「長嶺大…

学術書の罠

本棚を見ていてふと気がついたのだが、あまりに読んでいない本が多すぎる。特に学術系の本は読んでいない。 おそらく「これを読めば賢くなれそうだ」と買ったのだろうが、背伸びをしすぎたのだろう。数ページを読んで「わからん」とあきらめてしまうことが多…

「シカゴファイア」という未開の地のドラマ

「シカゴファイア」という海外ドラマを見たのだが、飲酒運転をしていた男が電柱をへし折り、一帯が停電になるというエピソードだった。 停電であれば、日本のドラマなら家族たちが普段はしない話をして絆が深まるとか、隠していた秘密をつい話してしまって夫…

ブックオフに恨みの声を

たまに、ブックオフに来てもらって本を処分する。一度に500冊くらいだ。 だが、あまりに買取価格が安い。「全部で2300円です。で、こちらの本は買取不可です」などと若い兄ちゃんに言われ、まるで自分が買取不可の烙印を押されたような気がする。 しかも、あ…

本棚の憂鬱

細かいことが気になるのは杉下右京だが、私も気になる。 質素倹約を日々心掛けているのだが、書籍だけは例外だ。自宅に数千冊、事務所に数千冊、実家に六冊所蔵している。本の数で人間の優劣が決まるのなら、私は勝ち組だろう。残念ながらそうではないが。 …