だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

午前四時の世界樹の迷宮

f:id:b9q:20170506221126j:plain

朝の四時に尿意で目が覚めた。

寝たのは十二時くらいだから、 睡眠時間は約四時間だ。四時間持たないほど、膀胱の性能が落ちているらしい。コーヒーもひかえめにし、もはや寒くもないのに情けないことだ。あと十年したら、さらに性能が落ちて二時間おきにトイレに起きるのではないか。

以前、膀胱も甘やかしてはいけないと聞いたことがある。多少は尿意を感じても、我慢していると膀胱が広がって溜められる量が増えるのだそうだ。筋トレや柔軟体操と同じである。私は心配症のためか、機会があればすぐにトイレに行っており、そういう意味では完全な過保護。箱入り息子というか、箱入り膀胱であり、育て方を間違えたと後悔している。

さて、トイレに行ってスッキリして戻った布団の中は心地よく、本来なら二度寝するのだが、今日は目が冴えて眠れなかった。運転手のように睡眠不足では困る仕事ではないし、せいぜい打ち合わせ中に寝てしまう程度だ。事故といっても、テーブルの上にヨダレをたらす程度だろう。死人を出す心配はなく、寝られないのなら、寝なくてもいいのである。

こういうとき、昔なら照明を付けて、パソコンに向かうか、本を読むかだったのだが、今は携帯型のゲーム機やらタブレット端末がある。一昔前と比べると、夢のような環境だ。布団の中に居たまま、時間がつぶせるのである。

とりあえず「世界樹の迷宮」をやりはじめた。

パソコンゲームで有名なウィザードリィ系のRPGゲームなのだが、歩いた場所がオートマッピングされる。ウィザードリィと比べると随分ラクだ。グラフィックもそこそこ美しく、音楽もついて、至れり尽くせりである。

ウィザードリィの楽しさのひとつに倒した相手から武器や防具を奪うことがあげられるのだが、「世界樹の迷宮」では、敵から鋭い針やら硬い殻などの材料を奪い、それを店に売ることで新しい武器や防具が店頭に並ぶ。

合理的なシステムだが、強敵を倒して強力な武器が現れた時の喜びには劣る。このあたりは、同じウィザードリィ系のRPGエルミナージュ」の方が喜びは大きい。

夜中に起き出し、パソコンに向かって戦士や侍をレベルアップさせた昔と比べ、布団の中でのレベルアップは極めてラク。緊迫感に欠けるような気がするのだが、意外と必死度が上がる。

ラクな姿勢でのゲームは、集中力が増しているのかもしれない。