だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

デモからの帰り道、何事もなかったかのような電車の風景にいつもゾッとする人。

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テロ等準備罪が成立して、怒っている人たちがいる。

このUCDという人もその一人らしく、電車に乗る人たちがいつも通り静かにしているのを見て、憤りを感じているのである。

ご存知の通り、普通の人は、列車内では静かにしている。静かにするのが当たり前だ。それに対して「何が起こっているんだ」と疑問に思うということは、この人自身は、回りから見て「あっ、この人、テロ等準備罪が成立したことに対して怒ってるんだ」とすぐにわかるような態度を取っているのだろう。

「くそっ、共謀罪なんて成立させやがって」とブツブツ独り言を言ってるいのか。それとも、列車の床に転がり、「悔しいっ」と両手両足をバタバタさせているのか。

想像力の足りない人というのは、困ったものである。

静かに座っているからと言って、心も静かであるとは限らない。怒りがグツグツ煮えたぎっている人もいるだろう。本気で国家転覆を考えている人もいるかもしれない。それを見た目が静かだから、「共謀罪に無関心。けしからん。ムキーッ」と怒るのは、これは短慮としか言いようがない。

「回りの人間が幸せに見えてムカついた」

通り魔がよく口にするセリフだが、彼らにも想像力がない。何事もなく生きているように見えて、その実、イライラしたり悲しんだり悔しがったりしているのが人間というものである。そこに考えが至らないのは、あまりに自己中心的すぎるからだ。

UCDという人、結構いい歳に見えるのだが、中二病とは気の毒に。