だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

テロを計画して終身刑、日本なら左翼発狂

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テロリストという職業にロマンを感じる時代もあった。

私などもテロリストでありながら詩人でもあったロープシンにあこがれたものである。彼の小説「蒼ざめた馬」は詩的な文章で語られたテロリストの物語だ。

まあ、日本赤軍共産党などの浅はかな左翼系テロリストのせいで、テロリストからロマンは消え去ったのだが……。今では、ISのせいでテロリストなど道端で干からびた犬の糞である。残念なことだ。

さて、イギリスの刑事裁判所が、昨年4~9月にテロを計画した罪でハルーン・サヤド被告(19)に終身刑を言い渡した。日本で言うと、テロ等準備罪である。サヤド被告は、インターネットを通じて機関銃や自爆ベルトの調達を試みたんだそうだ。ところがその相手が、イギリスの情報機関員で、2回会った後に逮捕された。おとり捜査である。

日本なら、左翼が発狂するだろう。

「まだ、未成年ではないか!」「おとり捜査とはけしからん!」「本気でテロをやるかどうかもわからないのにっ!」「冤罪ではないのか!」

まだ起こっていない犯罪に対して、それを計画して実行に移しかけただけで終身刑というのはいささか厳しいようにも思えるが、テロが今そこにある危機である国にとっては当然のことなのだろう。

一旦テロが起こってしまえば、なんの罪もない人々が無意味に命をなくす。

それを防ぐためには、ジャック・バウアーのように多少の無理は通すべきなのかもしれない。まあ、日本なら仮に逮捕されても、終身刑はないと思うが……。イギリスのテロリストに対する厳しさが、日本で当たり前にならないことを祈る。

しかし、終身刑になったサヤド君。

インターネットで機関銃や自爆ベルトを調達するなど、少々、軽率なのではないか。テロリストになるには、人脈も計画性も足りないように思える。

いや、待てよ。もしかすると、そういうサイトの多くは、本当に機関銃や自爆ベルトを調達できるサイトなのかもしれない。たまたまサヤド君が選んだサイトが、イギリス情報部の作ったものだったという可能性もある。

であるとすれば、イギリスでは簡単にテロの準備ができるのか。今、サヤド君のように、テロを目的として活動する若者が、イギリスには大勢いるとでも言うのだろうか。「毎度、宅急便です」とAmazonから自爆ベルトが届くのだろうか。

そう考えると、ちょっと怖いのである。