だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

他人が握ったおにぎりを食べられる52.2%、食べられない47.8%

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ネットで見たんだが、他人が握ったおにぎりを食べられる人は52.2%、食べられない人は47.8%なんだそうだ。

異議を唱えたい。

徹底的に異議を唱えたい。

例えば、私の知り合いに山田君というのがいる。いい男なのだが太っていてすぐに汗をかく。歩いていると手の甲が汗で光りだし、結構涼しくなっても、彼のシャツは脇の下や背中が変色している。この間は、打ち合わせの椅子に汗で尻の跡が残っていた。

そんな彼が素手でおにぎりを握り、それを「どうぞ」と出されて、あなたは「いただきます」と言えるか? 私は言えない。ノーサンキューである。食べるという人は、たぶん飢え死にしかけている人だけだ。0.3%もいないだろう。

もう一人、私の知り合いに女優に混じっても目立つような女性がいる。性格が地味なので表舞台に立とうとはしないのだが、一緒に歩いていると、いつも「あの隣のハゲはなんだ」という目で見られる。視線が痛いのだ。最近は、「ちょっと離れて歩いてくれたまえ」とお願いしている。

彼女の握ったおにぎりなら、おそらく99.98%の人が食べるだろう。例え彼女が汗まみれで、トイレに行ったあと手を洗ってなくて、ついでに鼻くそをほじくったあとであっても、96.99%の人が食べるに違いない。私も食べる。

つまり、「他人」が誰なのかが問題なのだ。

蓮舫さんなら、私が食べる確率は9%。辻元清美さんなら0.8%。福島瑞穂さんなら0.03%。ちなみに0.03%というのは、HEPAフィルターが通してしまう0.3 µmの粒子のパーセンテージであり、非常に小さな確率と言える。

ま、福島瑞穂さんが私におにぎりを握ってくれる確率は、限りなくゼロである。だが、完全にゼロではないところが、この世の面白いところでもあり、恐ろしいところでもある。心の準備だけはしておきたいと思う。