だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

A級戦犯の息子と呼ばれた男。河野太郎外相、中国に「あなたには失望した」と言わせる。

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A級戦犯という呼称は、なかなか強烈だ。

例えば、「慰安婦の強制連行はあった」と金と自己顕示のために偽証した吉田清治氏と、ずさんな調査や証言だったにも関わらず「強制連行はあった」とお詫びをした河野洋平氏。

この二人は、慰安婦問題のA級戦犯であることは間違いない。

まあ、河野洋平氏の場合は、まさかここまで韓国が付け込んでくるとは思わなかったのだろう。こちらが折れれば向こうも配慮してくれる、というのは日本人的な考え方であり、韓国人は謝ってきた相手には死体になっても攻撃し続ける民族なのである。ちょっと考えが甘かった。

苦労するのは、A級戦犯のその子供たちだ。

吉田氏の長男は、「父が発信し続けた虚偽によって日韓両国民が不必要な対立をすることにこれ以上、耐えられない」と父親が韓国内に建てた「謝罪碑」の取り消しを行った。

河野洋平氏の長男である河野太郎氏は、今回の内閣改造で外相となり、中国と韓国に対し、日本の立場をはっきりと伝えた。

韓国には、「日韓合意が韓国国内でしっかり認知されるように努力していただきたい」と迫って、韓国側の「河野洋平の息子なら、韓国の味方だ」という期待を打ち砕いた。韓国側は「韓国国民の大多数が受け入れられずにいるのが現実だ」と泣き言を言うばかりである。

中国の王毅外相も河野洋平氏の息子に対して期待感があったのだろう。中国の動向に対し「深刻な懸念を持っている。一方的な現状変更の試みに強く反対する。大国としての振る舞い方を身につけていただく必要がある」と述べる河野外相に驚き、「あなたの発言を聞いて率直に言って失望した」と言った。

これはかなり失礼な表現であり、それだけ衝撃を受けたということだろう。もちろん、失望させていいのである。中国も韓国もどんどん失望させていただきたい。

安倍総理がどこまで読んでいたのかはわからないが、A級戦犯の息子を外相に任命するとは、なかなか見事な手である。不安もあったろうが、初手でその不安はある程度払拭されたのではないか。

父親の汚名を息子がそそぐという展開。下手なドラマよりも面白い。