だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

「24時間テレビ、募金1億2900万円超える」って、去年の約半分やんか。

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24時間テレビ」、終わりましたねぇ。いや、存在が終わったという意味ではなく、単純に番組の終了時間が過ぎたという意味です。日本語はむずかしい。

もちろん私は、見てません。見てないのに気になるのは、例えば年末の「紅白歌合戦」と同様、「24時間テレビ」が国民的な行事になっているからでしょう。単なるバラエティ番組が、ここまで来るというのは大したものです。

で、読売系のニュースサイトを見ていたら「24時間テレビ、募金1億2900万円超える」という見出しがあり、私は「ほお、大した額なんだな」と思いました。「超える」と強調している以上は、いつもは1億円くらいなんでしょう。

ところが、あなた。

別のサイトを見ていたら、「24時間テレビ」の募金の各年の額が出ていました。今年の額は、24時間終了時点の結果では、過去最低(2009年以降のデータ)なんですよ。去年は、2億3000万円を超えてました。

だったらね。ニュースの見出しは、こうあるべきです。

24時間テレビ、募金1億2900万円にとどまる」

いや、もちろん、募金は額ではない。

自分のお小遣いから募金した子供もいるだろうし、お昼ごはんに330円しか使えないのに一食抜いて募金したお父さんもいるだろう。いつもは、2200円のランチを食べているお母さん方も、「今日は、1800円のランチにして残りは募金しましょうよ」と博愛主義を発揮されたかもしれない。

募金が少ないなどと不満を言うのは、これは人間として恥ずかしいことです。

ただね、番組内でもでかい金額表示パネルを使って視聴者や観客の気持ちを煽り、毎年、「今年はいくらだ」とニュースにしている以上は、やっぱり下がったら下がったで、その分析と評価をすべきなんですよね。

テレビ局にとって、チャリティを掲げている以上、募金額は視聴率以上に気にすべき数字なんですよ。

まあ、読売系のニュースサイトが、正直に「今年はあかんかった24時間テレビ」などとは書けるわけないんですが、それでも「募金1億2900万円超える」はいけません。こんな印象操作は、やってはいけないことです。

24時間テレビ、たったの1億2900万円。もっと募金せんかい、貧乏人っ」くらいの見出しを付けてくれたら、速攻で読売新聞と契約するんですがねぇ。

 

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