だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

東京新聞、やっぱり馬鹿だった。桐生悠々の「関東防空大演習を嗤う」を勘違い。

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まず、「桐生悠々」とはなにか?

桐生が100メートル走で悠々10秒台を切ったことの略語ではない。まあ、それでもいいんだけど、とりあえずここではきちんと伝えたいと思う。

桐生悠々とは、ある新聞記者の名前である。明治末から昭和初期にかけて活躍していた人で、ちょっと変わった名前だ。今で言うDQNネームだろうか。少なくとも私の知り合いに「悠々」という名前の人はいない。

さて、桐生悠々の書いた文章に、「関東防空大演習を嗤う」というのがある。

東京新聞がこのタイトルに目をつけた。

嗤うという以上、防空演習を馬鹿にしているに違いない。北朝鮮のミサイルに対して「Jアラートだ」「避難訓練だ」「大変だ」と右往左往している日本人を馬鹿にするのにぴったりではないか。よーし、社説に書いちゃお。

東京新聞の社説は、頭の悪い人が書いた文章の典型例となっていて、長くてわかりづらい。東京新聞の記者よりも少しだけ頭のいい私が、親切に要約してやろう。

東京新聞北朝鮮のミサイルにあわてて避難訓練なんかして、何になるねん。アホちゃうか。桐生悠々さんかて、関東防空大演習を笑ってはるんやで。安倍総理かて、笑われまっせ。そんなことやるよりも、北朝鮮と話し合いで解決したほうがええんとちゃうの。読者の皆さん、そう思わへん?」

しかし、あなた。

桐生悠々の書いた「関東防空大演習を嗤う」は、東京新聞の書いた意味合いとはまったく違うのである。桐生悠々よりもかなり頭の悪い私であるが、青空文庫からその内容を要約してみよう。

桐生悠々「敵機を関東の空で迎え撃つやて。なに、アホなこと言うてんねん。東京上空に敵機が侵入したら、それは、もう負け戦ちゅうこっちゃ。東京は木造家屋が多いんやから、あっという間に燃えてまうわ。関東大震災と同じくらい悲惨なことになりまっせ。空爆されたら終わりやねん。そやから、日本は、敵機が国土に侵入する前に、それを叩かんとあかんのですわ。そんなこともわからんって、軍部はアホやのう」

で、桐生悠々さん、軍部の怒りを買って会社をクビになった。

東京新聞の社説が、いかにトンチンカンなものであるか、よくわかっていただけたと思う。東京新聞の記者は、敵機(ミサイル)の脅威には極力触れず、関東防空大演習(Jアラートや避難訓練)を笑うことだけを抜き出して書いている。

頭が悪いのは仕方がない。それは、東京新聞の記者のせいではない。

だが、こういう印象操作を平気でやってしまうのは、それは、心がひん曲がって、卑怯が当たり前の人間になってしまったせいだ。それは、君の責任である。反省したまえ。

 

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