だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

嘘つき映画評 まさに「プレデター」の前日譚! 「エイリアン・オリジン」を君は見たか!?

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私は、映画に対して「見る価値なし」「時間の無駄」などと声高に言い立てるのは嫌いである。他人の作った作品をボロカスに言って自分のストレスを解消している人をよく見かけるが、私は、そんな安っぽい男ではない。

基本的には、なんでも褒める男である。「JR山手線の褒め男」というのは私のことだ。

かつて「エイリアンネーター」という糞みたいな映画があったのだが、私は当時やっていたブログで「エイリアンとターミネーターの見事な融合。とことん泣ける!」と記事を書き、それを信じて映画を観た読者から袋叩きにあった。今で言う炎上である。

あれは、怖かったなあ。

 

さて、「エイリアン・オリジン」である。

ブスだが愛嬌のある女性記者ジュリアは、相棒のアル中カメラマンと共に、軍の任務に同行することとなった。ジャングルにカメラを設置するという簡単な任務である。

目的地に辿り着き、任務は無事に完了。だが、帰還しようとした時、本部から「マヤ遺跡で調査をしていた博士2名が行方不明になった。ただちに捜索せよ」と指令が入る。

「危険な任務になるかも知れない。君たち取材陣は戻るんだ」という隊長の言葉に、断固として同行を言い張るジュリア。隊長は、彼女の胸の膨らみに目をやりながら、仕方なく同行を認める。

美しい鳥の声が響くジャングルを進む内に、一人の隊員が立ち止まった。「何かがいる。嫌な予感がする」

と、不気味な音がして、その瞬間にうるさいほどだった鳥の声が一斉に静まった。あり得ないほど静かなジャングルの中、隊員たちの表情に怯えが走る。ただのジャングルではない、ここには確かに何かがいる……。

辿り着いた博士たちのキャンプには、人影はなく、ただ一つジュラルミンの頑丈なスーツケースがあった。隊長が慎重にスーツケースを開けると、ジュリアは思わず悲鳴を漏らした。中には不気味な頭蓋骨があったのだ。そして、それはどう見ても人間のものではない。

「何なの? これは……」

 

どうだね? ワクワクしてこないか?

設定は、「エイリアン」というよりも「プレデター」に近い。ホラーの要素はあまりなく、そのほとんどは行軍と戦闘場面で占められる。また、カメラマンの撮った映像という設定のため、ドキュメンタリー的なリアルなタッチが楽しめる。しかもアル中カメラマンだから始終画面がブレるのである。苦手な人は、すぐに酔うから要注意だ。

映画では、その後宇宙船が登場し、ジュリアたちは潜入。手に汗握る攻防戦のあとようやく宇宙船を脱出する。それを追いかけてくる謎の生命体。戦いの場はジャングルとなり、隊員が次々と殺されていく中、隊長とジュリアは、最後の戦いに臨むのだった!

 

いやあ、面白いのなんの。思わずアクビが、いやため息が、いやいや思わず感嘆の声が出たのである。ブラボー!

実は、この映画、「GyaO!」というサイトで無料で見ることができる。

こんな映画が無料で観られるとは、いい時代になったものだ。ぜひ、あなたも観るべきだと思う。貴重な時間をすごく有効に使えたと、私に感謝するに違いない。

ちなみに苦情は、一切受け付けないのであしからず。