だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

パナソニックにまさかの不良品。生まれて初めての初期不良に遭遇する。

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なに? シャープの冷蔵庫のドアが落ちた?

そりゃあ、落ちますよ。両開きなんだから。そもそも両開きってオカシイでしょうが。手品じゃあるまいし。右なら右、左なら左。両開きなんてやってたら、民進党の前原さんのように故障して当然である。

だから、私は、冷蔵庫はパナソニックを選んだ。デザインはダサいが、とりあえず安心性重視である。間違えないでいただきたい。安全性ではなく、安心性である。安心性というのは、「まあ、パナソニック選んどいたら、大怪我はせえへんのとちゃう」というあやふやな基準だ。

「安全ではあるが、安心ではない」などと言って豊洲移転を中断した小池百合子さんがいかに馬鹿であるか。「安心」を政治的基準に持ってくるなど愚の骨頂だ。せいぜい、家電製品を選ぶ基準にしかならないのである。

さて、ちょっと家の電話の調子が悪くて買い換えることにしたのだが、やはりパナソニックの電話機にした。子機は一台の安いやつだ。子機など一台で十分。二台だとコキコキとなって、なんかイヤラシイのである。

で、Amazonから届いてさっそく接続したのだが、あなた、うんともすんとも言わないのだ。ディスプレイも暗いままだ。受話器を上げても、ツーともカーとも言わない。「もしも~しっ! お~い、もしも~しっ!」と3分ほど怒鳴り続けたが、誰も返事をしてくれないのである。

さっぱり電源が入らないのだ。

あれー? 電話って、どこかに電源ONのスイッチってあったっけ。もしかするとOSとかがあって、何かと干渉して電源が入らないとか……。いやいや、普通の家の電話機に、そんな面倒くさい仕組みは採用されていないはずだ。

では、今のこの状況はなんなのか?

パナソニックだから、まさか初期不良だとは思わず、私は1時間ほど電話機をいじり続けたのである。

とうとう、勇気を振り絞ってパナソニックに問い合わせたら、「申し訳ございません。初期不良と思われます」と言われて、私のパナソニック心神話はガラガラと崩れ落ちたのだった。

まあ、それでも家電製品はパナソニックを選ぶのだが。

思えば、生まれて初めての不良品である。これまで運が良かったのか、それとも初期不良など極めて珍しいのか。

いや、待てよ。と私は遠い過去を思い出した。

そうだ。昔、お祭りの屋台でたこ焼きを買ったのだが、そのたこ焼きにはタコの代わりにキャベツが入っていたのだった。普段はおとなしい引っ込み思案の私が、なぜか一瞬にして激高し、「なんでキャベツなんじゃ~っ!」と叫びながら握りしめたたこ焼きを店主の顔に押し付けたことを覚えている。

たこ焼きの初期不良。今思えば、懐かしい思い出だ。