だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

私が何度も観たおすすめ映画ベスト5

小説は何度も読むべきである。

何度も読むことで、そのエッセンスのようなものが自分の内に溶け込み、ほんのいっときではあるが、その小説の世界の住人として生きることができるようになる。

私は、頭は悪いし顔は不細工だし足は臭いし、おまけにハゲで出っ歯でポンポコピーという苦痛に満ちた人生を送っているが、それでも何とか生きてこれたのは、子供の頃から気に入った本を何度も読み返してきたからだ。

子供の頃はシャーロック・ホームズが、思春期の頃はテロリストかつ作家であったロープシンが、そして大人になってからは、官能小説の大家である川上宗薫が私の孤独を和らげてくれた。私が助平になったのは、川上宗薫のせいである。あとは、元AV女優の範田紗々のせいだな。

助平関係の話はどうでもいい。

そんな訳で、私は、小説は生きる力になり得ると考えている。

映画も同様である。

何度も見ることで、監督の言いたかったこと、役者が伝えたかったことが、徐々に見えはじめるのだ。一度見ただけでは、あなた、そんなのストーリーを辿るだけである。私ほどの馬鹿になると、ストーリーを辿ることさえ無理なくらいだ。

さて、私が何度も観た映画のベスト5を紹介しよう。比較的古い映画が多いのだが、回数で言うと、やはり古いのが選ばれる。最近のでは、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」とか「スタートレック」などが入るのだが、それはまたいずれ。

では、第5位からである。

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第5位「プレデター

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の快作。ジャングルの奥地に巣食う悪者をやっつけに行ったら、なんと武闘派の宇宙人をやっつけてしまったというストーリーである。相手は一個体なのだが、ステルス能力があり、武器も桁違いに強い。何度も見れるのは、シンプルな展開と一人一人のキャラクターが立っているからだろう。私が好きなのは、ネイティブアメリカンの隊員である。

 

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第4位 「セルラー

キム・ベイシンガー主演のハラハラ映画。突然入ってきた男たちにメイドが射殺され、主人公が誘拐される冒頭のシーンからいきなり怖い。どうやら学校に行っている息子もさらわれそうだ。壊された電話機を何とか修理して(科学の先生という設定)、ある男のケータイにつながったものの、相手は脳天気な若者だったというストーリーである。緊迫感がずーっと続き、弛みがまるでないのが実に見事。エンドロールまで素晴らしい。最後までしっかり見よう。ちなみに悪の親玉役は、世界一かっこいいハゲのジェイソン・ステイサムである。

 

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第3位 「リベリオン

とにかくカッコイイんですわ。主演は、クリスチャン・ベイル。近未来、感情は人間にとってマイナスの要素だと断じ、感情抑制剤を飲むことを義務付けられていた。それを取り締まるのが主人公で、親友を射殺し、感情の素晴らしさにに目覚めた奥さんさえも摘発して火刑送りにしてしまう。カッコイイのは、ガン=カタという武術で、銃を撃ちながら合気道的な動作で射線を外すのである。ちなみに一番印象深かったのは、主人公の息子役。美味しいところをさらっていきました。

 

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第2位 「ガタカ

ここらで、ちょっと静かめの作品を選んでおこう。B級のドンパチばかりではないかと馬鹿にされそうだ。まあ、この映画もA級というわけではないのだが。DNA操作が普通になった時代。生まれてくるのは、頭脳明晰、身体頑健な人間ばかりである。たまに、「いや、私たちは子供は神の御心に任せる」という人もいる。イーサン・ホーク演じる主人公はそんな夫婦から生まれた「不適正者」だ。目も悪いし、身体能力もイマイチ。出来のいい弟と比較される落ちこぼれである。だが、彼には、宇宙飛行士という夢があった。どうやって、そこまで上り詰めるかという話なのだが、とにかく映像がオシャレ。宇宙飛行士がスーツ姿というのは、この映画だけではないか。主人公に協力するジュード・ロウが泣ける。

 

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第1位 「ニューヨーク1997

はい、出ました。アメリカの能天気の象徴、カート・ラッセル兄さんです。ニューヨーク・マンハッタン島全体が、刑務所になった時代の話。そこに大統領機が墜落し、一人、脱出した大統領を救出に向かうのが兄さんである。本名プリスキン、またの名をスネーク。「おめえ、プリスキンじゃねえか」などと問われるたびに、「スネークと呼べ」と答えるこだわりの男である。ちなみに、この映画の看守役にリー・ヴァン・クリーフが出てくるのだが、渋いのなんの。今見ると古臭いが、この二人が出る以上B級映画の筆頭与力と言っても過言ではない。せっかくの1位なので、面倒くさいがYouTubeを貼り付けておこう。いかにもB級のテーマ曲である。実はシリーズ2作目のものなのだが、アレンジが新しいだけで同じ曲だ。ぜひ、聞いてみたまえ。言っておくが、2作目は結末が素晴らしいものの、やはり1作目には劣る。

 


Escape From L.A. Soundtrack