だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

「小池さんの『排除する』という言葉に耳を疑った」と蓮舫さん。いやいや、排除されて当然の連中でしょうが。

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小池百合子さん、大ピンチである。

民進党の議員を集めてタマ数を揃えようとしたのだが、さすがに丸のみだとヒンシュクを買うだろうし、大阪維新のように母屋を取られる可能性もある。いや、確実に希望の党かぶった民進党になる。

そこで「理念や政策が一致しない議員は排除する」とした。

まあ、当たり前のことである。政策が一致するからこそ一つになれるのであり、選挙のための団結などクソみたいなものである。だから、民進党はクソだったのだ。

ところが、小池さんの言った「排除」という言葉に反応し、周囲の人達が一斉に非難しだした。おそらく差別的な何かを敏感に感じ取ったのだろう。左翼が大好きなヘイトの香りである。

あの蓮舫さんも、ここぞとばかりに非難した。民進党の代表の座からさっさと逃げたことなど、もう過去のことなのだ。攻撃あるのみ。颯爽とこう言ったのである。

「排除するという言葉に耳を疑った」

いやいやいや。お前が言うなや、と私は憤慨したのである。ちなみに「フンガーッ」という怒りの声は、おそらく「憤慨」からきているのだと思う。定かではないが。

そもそも選挙のために信念を変えて党を乗り換える政治家など、排除されて当然である。いや、排除という言葉では、まだ生易しい。「抹殺」でも足りないくらいだ。

しかし、蓮舫さんは相変わらずである。

「耳を疑う」という言葉の選び方。相手を批判して、しかも傷つけることのできる言葉は何かが的確にわかってる。やはり、批判に特化した人なのだろう。サメが泳ぐのをやめれば死ぬように、蓮舫さんも批判をやめれば死んでしまうのだ。

実は私は、「排除」がそれほどきつい言葉だとは思えない。まあ、通常は人間に対して使う表現ではないし、「即刻排除せよ」などと攻殻機動隊の草薙少佐の声で再生してしまうのだが、いうほどきつい言葉かと首をひねるのである。

小池百合子さんは、「きつい言葉だった」と反省したのだが、それ以降、ずいぶんと希望の党に対する支持が減ったようだ。豊洲移転に関して「安全ではあるが安心ではない」などと言い出した時点で、「ああ、この人ダメだ」と思ったのだが、それでもちょっと可哀想である。このままジリ貧が続けば、あとは、自民党と手を組むしか未来はない。まあ、それも面白いが。

しかし、こんな言葉の使い方一つで支持が上がったり下がったりするというのは、実に情けないと思うのだが、それが民衆というものなのだろう。今回の選挙にも、私はあまり期待はしていない。

希望の党ゼロ、立憲民主党ゼロ、社民党ゼロ、共産党ゼロ。そんな清々しい日が来るのは、まだまだ遠い先のようだ。