だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

相棒 シーズン17 第19話「漂流少年~月本幸子の決断」に、「それでもあなたは女将さんですかーっ(ぷるぷる)」と本気で怒る。

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ご存知か?

昔、よく見ていたドラマに「傷だらけの天使」というのがあって、萩本欽一、だったかな。いや、あれは、ドリフターズか。いやいや、ドリフターズ志村けんだったか。

うん、そうだ、萩原健一だ。ショーケンという愛称で呼ばれた個性的なイケメンが主役で、その相棒が水谷豊。寂しいオカマ役で、いつもショーケンに「アニキィ~」などと情けない声を出していた。

その水谷豊が、今や「あなたはそれでも警察官ですかっ。恥を知りなさいっ(ぷるぷる)」と激昂するほど成長したわけで、私も歳をとるわけである。月日の流れは、怖ろしいほど速い。

さて、私が見る数少ない民放番組「相棒」なのであるが、見ていて久しぶりに本気でびっくりした。正確に表記すると、「びっくらこいた」というのが適切か。

小料理屋「花の里」の女将が、辞めてしまうのである。

ご存じない方に私が親切に教えてあげると、杉下警部と歴代の相棒(現在は冠城巡査)が憩いの場として使っているのが「花の里」という小料理屋である。そこの女将が月本幸子で、演じるのは鈴木杏樹。私にとっても、この小料理屋で迎えるエンディングが一番落ち着くし、それにすっかり慣れてしまっているのだ。

例えば、「名探偵コナン」なら事件が解決した後、ちょっとしたオチのシーンがあるのだが、あれと似たようなものである。コーヒーならクリープ、牛丼なら紅ショウガ、ゴホンと言えば龍角散なのだ。なくてはならない関係なのである。

それがあなた、月本幸子が「きちんと勉強して資格を取って、子どもたちを実際にそばで支える仕事に就きたい」と言いだしたのである。

本当なら杉下右京に「辞めてしまうなんて、あなたは、それでも女将さんですかーっ(ぷるぷる)」と説教して欲しかったのだが、そんなシーンもなく、二人は握手を交わしてそのままあっさりと終わってしまったのだ。

鈴木杏樹さんの場合は、「マリファナ、解禁!」などと言っているわけではないので、おそらく今後も出てくると思う。ぜひ、出てきていただきたい。

それにしても、驚いた。前知識がなかったんで、本気で「えーっ」と驚いた。たかがと言っては失礼だが、民放のドラマにこれほど驚いたのは初めてかも知れない。

びっくりしたというものではなく、これはもう「びっくらこいた」というのが正しい表記である。うん? 前に似たようなことを書いたような気がするな。書いてないかな。読み返すのも面倒だしな。

まあ、いい。年寄りだから、仕方がないね。