だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

自民のメンツが勝つか、維新の大義が勝つか。それにしても気の毒なのは、大阪の未来を老人たちに決められてしまう若い有権者たちだ。

f:id:b9q:20190319212217p:plain

私は、大阪人ではない。

当たり前ではないか。「何言うとんじゃ」とか「ちゃうやんけ」とか「いてこましたろか」とか、そんな下品な大阪の言葉は、私は決して使わないのだ。私が使うのは、チンポとか金玉とかの単語のみである。言葉遣いは、いたって上品なのでありんす。

さて、大阪都構想だ。

私は、大阪府大阪市の二重行政という無駄がある以上、さっさと一つにまとめるべきだと思っている。景気が良ければ、「府市合わせ(不幸せ)」のままでもいいのだ。だが、大阪の経済はどんどん悪化しているのである。

そんな状況の中、都道府県である大阪府政令指定都市である大阪市が同じような仕事をしているという一点で、「君たちは、馬鹿かね」と言いたくなるのだ。

だから、一つにまとめるのが最良の選択である。こういう問題は、シンプルに考えるのが一番なのだ。大きいところをドンと決めれば、細かいところは、あとから付いてくるのである。明治維新廃藩置県の騒動から比べれば、実に容易なことではないか。

従って、前回の住民投票で都構想が受け入れられなかった時は、正直驚いた。「やっぱり大阪人はアホ丸出しやんけ」と思った。いや、間違えた。「やはり大阪人という連中は馬鹿だよね、ベイビー」と思ったのだ。

反対意見には「都構想は、地方分権への逆行ではないか」「制度改正で混乱が生じる」など色々あるのだが、そんなものは反対のための反対意見である。

本音で言えば、自民党は「憎くてたまらん維新なんかに負けるか、このクソボケがっ」なのである。維新に勝つためなら、共産党とも手を組むのだ。大阪自民党の情けなさ全開である。さらに、一致団結して反対する組合や連合は、「わしらの既得権益を奪われてたまるか」なのである。

また、「大阪都になったら、生活保護費が減らされてまう」「老人切り捨てや」などの意見が出て、低所得者層や老人が反対票を投じたのも大きい。それは、データを見れば明らかだ。20代~60代は賛成が多く、反対が多かったのは70代だけなのだ。前回の住民投票は、老人たちによって決定されてしまったのである。

もちろん、住民投票とは、そういうものだ。「大阪は、老人が優遇されてるから、今のままでええねん」と反対に投票するのもアリである。誰だって、自分の立場が最優先なのだ。屁理屈をこねる自民党よりかは、何倍も正直でよろしい。

それにしても、と私は思うのだ。前回の投票で賛成に投じた若い人たちは、さぞ悔しかったろうな、と。自分たちの未来が、老人たちによって決められてしまったのである。

4月7日、統一地方選挙大阪府知事大阪市長のダブル選挙が行われる。これに大阪維新の会が負ければ、大阪都構想も消えるだろう。まあ、私の予想では問題なく勝つはずなのだが、私の予想は外れる可能性が72%なので油断はできないのである。

話は変わるが、なぜ、大阪維新の会は、あんなに人材がいないのだろう。最初、雨後の筍みたいに、デキの悪い連中が出てきて、「人選がひどすぎるな」と思ったのだが、いまだにデキが悪いままなのではないか。まあ、タヌキみたいな顔をした元議員よりかは、マシなのだろうが。

4月7日か。私には関係ないのだが、ちょっと楽しみだな。それまでは、生きていたいものである。