だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

なに~っ、AMAZON DOWNLOADS 980円ですと!? Kindle Unlimited 読み放題の罠。

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なんだ、君。Amazonの罠に引っかかったのか?

馬鹿だなあ。情弱丸出しではないか。それでは、現代の情報社会を生き抜くことなど無理ではないか? まあ、心配はいらない。私も引っかかった。

月額400円のAmazonのプライム会員になり、さあ、これで映画は見放題、本も読み放題だと喜んでいた。だって、あなた「プライム会員なら読み放題」と書いてあるんだから。

ところが、毎月のカードの請求書を見ると、プライム会員費以外に「AMAZON DOWNLOADS 980円」というのが請求されている。最初は、私は気付かなかった。

思わず、「あーっ、また助平なアプリをダウンロードしてしまったのかーっ。情けない。自分の下半身が情けないっ」と激しく後悔したのである。

しかし、あなた。

私は、得意先の担当者の名前や顔は忘れても、助平なアプリやソフトのことは決して忘れない特殊な能力の持ち主である。30年前にこっそり購入したエロ本のタイトルだって覚えているのだ。ところが、AMAZON DOWNLOADS 980円に関しては、思い当たる助平がまったくなかった。

で、調べてみたら、この請求は「Kindle Unlimited」の月額980円だったことが判明したのである。無料体験でKindle Unlimitedの読み放題を利用すると自動的にサービスを受諾したことになり、無料体験を過ぎると月額980円が請求される。

いやいやいや、それはおかしいでしょうがっ。「プライム会員なら読み放題」と書いておいて別に金を取るというのは、それは詐欺と言っても過言ではない。しかも、引き落としは自動的に更新され、さらには、請求の項目として「Kindle Unlimited」と明記せずに、「AMAZON DOWNLOADS」とあやふやなものにする。気付くのが遅れるのである。

結局私が真実を知るまでに、1,960円が費やされた。

これは確信犯と言ってもいい。

自分の助平記憶に対する疑惑。ネットを検索し、調べるためにかかった時間。手間と心配をかけさせやがって、と非常に腹立たしいのである。

ややこしいのは、Amazonには「prime reading」という追加料金なしの特典があり、ただしこちらは「読み放題」に制限がある。和書・洋書、合わせて数百冊から選べるというシステムだ。これに対して、Kindle Unlimitedは、和書12万冊以上、洋書120万冊以上から選べるとなっている。

どーんとでっかく「Kindle Unlimitedを一度利用すると、解約しない限り月額980円が引き落とされます」と書いとけよ、と思う。激しく思う。送られてきたメールには、確かに「手続きせんと、そのまま継続されまっせ」と書いてあるが、文面の最後の方なのだ。誰が、こんな文面最後まで読むかいっ。文頭に、赤い文字で書いとかんかいっ。

また、正確に言うと、どちらも「読み放題」ではない。Amazonが選ぶ本からの読み放題である。私のような特殊な嗜好の人間からすると、「何だ、俗な本ばかり選びやがって」という不満がある。読みたい本は、ほとんど選から外れているのである。

言ってみれば、これは福袋みたいなものだ。買った金額よりも高いものが入っていれば喜ぶ。そんな人向けのサービスだ。欲しいものしか欲しくない、という私のような人間には、合わないシステムなのだ。

とっとと解約しましたよ。

そんなわけで、私の中のAmazonへの信頼感が約18%低下したのである。