だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

アサヒ飲料の「おしるこ」が、なんと売り切れ!? アサヒという名前がそもそも気にいらんかったんじゃーっ、と八つ当たりする。

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私はね、あなた。

缶コーヒーは、BOSSのレインボーマウンテンと決めているのだが、実は、冬の間はアサヒ飲料の「おしるこ」を愛飲している。アサヒというと朝日捏造新聞を思い出して嫌なのだが、まあ、仕方がない。

当然、今日も飲もうと思ったわけです。もう、4月だというのに寒かったから。私の年老いて死にゆく体が、お汁粉の甘さを欲しておったのです。

で、おしるこを販売している数少ない自販機にたどり着いて、よし買うぞと100円玉を取り出したら、なんと、「売り切れ」の赤い文字が光っておったのです。

何じゃー、こらあ。

私は、思わず自販機に向かって叫んだ。いや、まあ、実際に叫んだらどこかの危ない人だから、心の中で叫んだだけなのだが、正直「吠えた」と言ってもいいくらいの勢いで心の中で叫んだのだ。

実は、前から疑問に思っていた。

私が愛用している自販機には、冬の間は、おしるこは二缶分あったのだ。おそらく人気商品なのだろう。

ところが少し前に、それが一缶になってしまった。「もう、冬、違うしね。いつまでもおしるこばっかり売ってられへんしね」というわけだろう。

おいおい、減らすのが早すぎないか? まだまだおしるこは売れるはずである。君たちは、生活者のニーズをまったくわかっていないようだな。

私の予感は当たった。4月だというのにこの寒さである。誰もがおしるこを欲することは自明の理。なのにおしるこの総量は半分に減っており、あっと言う間になくなってしまったのだ。

「売り切れ」の文字を私は、じっとにらんだ。約30秒にらみ続けた。

ご存知か?

アサヒ飲料のおしるこは、老舗あんこや特製である。いや、本当かどうかは知らない。一応、創業60年以上の歴史を持つ、「遠藤製餡」と共同開発となっているが、広告業界に詳しい私は、こんなもの信じない。

「ん、共同開発の相手の会社名? そんなんテキトーでええやろ。お前、遠藤やから、遠藤製餡でええんとちゃうん」

こんな決め方をしていると聞かされても、私は決して驚かないのだ。

ただし、アサヒ飲料のおしるこは、確かにうまいのだ。うまいから、サントリーの自販機を横目で見ながら、つい、アサヒ飲料の自販機に向かってしまうのである。

自販機の補給部隊の皆さん、早く補充をお願いします。死にかけのジジイの最後のお願いなのであります。もし、明日も売り切れ状態だったら、化けて出てやるからそう思え。

ちなみに、私は夏でもおしるこが飲みたい派である。実は、伊藤園から「冷やししるこ」というのが出ていて、小豆とともに四角くカットされた寒天も入っているのだという。

まだ、見たことはないのだが、死ぬまでに一度は飲んでみたいものである。