だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

なぜ、私はプレイステーションクラシックを買わなかったのか? そして、私が入れてほしかった6つの神ゲー。

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実は、初代プレイステーションは、2台買った。

悪名高きソニータイマーのせいで、CDの読取りができなくなったからだ。当時流行っていたのが、プレステを縦に置くと読取りできるという裏技で、私も試してみたものだ。しばらくすると縦でもダメになり、私は裏返しにしたり斜めにしたり、揺すってみたり、思えばバカなことをしていたものだ。今なら金づちで叩き潰す。

同時期に買ったセガサターンが今でも稼働するというのに、仕方なく買った新しいプレステも何年か経つと使えなくなった。その後買ったプレステ2も、もはや動かない。ソニータイマーというフレーズを誰が言い出したのか知らないが、秀逸である。

オシャレな企業でCMも上手だが、信頼性は劣る。それが私のソニーに対するイメージなのだ。まあ、仕方がないね。

とは言え、プレステには、随分と楽しませてもらったのは事実である。初期のゲームはすべて購入していた。特に「鉄拳」と「リッジレーサー」にははまった。本来、アクション系のゲームは好きではないのだが、かなりはまった。何を隠そう、筋金入りのニーナ・ウイリアムズ使いである。

で、プレイステーションクラシックだ。プレイステーションを小さくして、あらかじめ20本のゲームが入っている。価格は、9,980円。まあまあ適正な価格なのではないか。今は、Amazonで4,815円で売っていて、結構お得である。

もちろん私も購入する予定だった。

だが、内蔵されるゲームを見て、「うーん」とうなったのだ。そのうなりがきっかけとなり、ウンコがしたくなったのだが、それはまた別の話である。ここでは、その時のウンコの量や質、ニオイなどの詳細を語るのはやめておく。

驚いたことに、その20本を私はすべて持っていた。やり込んだゲームをあげると「アーマードコア」「R4」「闘神伝」「鉄拳3」「GRADIUS外伝」「ジャンピングフラッシュ!」などがある。割とアクション系である。

最後の「ジャンピングフラッシュ!」は、思い出深い。ジャンプするたびにめまいがして、それに耐えてゲームを続けていたのだ。スーパーマリオでジャンプしても平気なのだが、3Dだと全然違うのだ。新型ゲーム機の威力をまざまざと見せつけられた。そのせいかどうかは分からないが、今では高所恐怖症である。脚立に乗っただけでめまいがして転がり落ちそうになる。

今でもゲームはやっているのだが、それでも変化はあった。特にゲームの好みに対する変化は大きい。

視力は衰え、反射神経と記憶力はにぶり、ちょっと緊張して足に力を入れるとふくらはぎが釣って「クワーッ」と悲鳴をあげる。アクション系のゲームには適さない人間に退化してしまったのだ。

では、ジジイの私が、今、やりたい初代プレステのゲームを発表する。このセレクトで出してくれたら、私は、すぐに買うのである。

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番外編「ガンパレード・マーチ
これは、一部に熱狂的なファンが多いゲームである。謎の生命体「幻獣」を叩き潰すのが目的なのだが、とりあえず生き残りさえすれば何をやってもいいゲームだ。私もやってみたのだが、キャラクターをあっちに行かせたりこっちに行かせたりするのが面倒で、あまり熱中できなかった。ただ、クローゼットを調べてみると、このソフトはまだ持っていた。熱中できなかったと言いながら、結構好きだったのだろう。「ガンパレード・マーチ シナリオブック」という本も出てきたので、もしかするとかなり好きだったのかもしれない。

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第5位「シヴィライゼーションⅡ」
文明を創り上げて、人口を増やし、技術を進化させて他の文明を叩き潰すゲームである。このシリーズはまだ健在で、ずーっと進化しながら発売され続けている。最近では、Switchでも発売され、「いつでもどこでも好きな場所で『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』をプレイして、歴史に名を刻もう!」などと宣伝している。ちなみに私はSwitchを持っていない。私のような人間が、いつでもどこでもシヴィライゼーションをやりだすと、廃人まっしぐらである。

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第4位「アジト3」
特撮好きの昭和の爺さんには欠かせない一本。パッケージのイラストが泣ける。秘密基地をコツコツ作って、ヒーローや怪人を開発し、敵を叩き潰すゲームである。実在のヒーローが出てくるのが楽しい。これが名前も知らない連中では面白さが激減なのだ。仮面ライダー系からスーパー戦隊系、超人バロム1キカイダーロボット刑事マグマ大使ジャイアントロボまで出てくる。正義と悪のどちらでも選べるのが、またいい。最新のものでは、3DS版(アジト1のリメイク)が出ているが、私は購入していない。私のような人間が、いつでもどこでもアジトをやりだすと、廃人まっしぐらである。

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第3位「グローバルフォース 新・戦闘国家」
硬派なストラテジーゲームである。現代兵器230種を使って、敵を叩き潰す。萌える女の子も出てこないし、村人も出ない。会話シーンもないし、ただひたすら出てくる敵をぶっ潰すのだ。もちろん、下手をするとこちらがぶっ潰されるので用心が必要である。前作の「戦闘国家改(インプルーブド)」もいい出来で、私は、どちらも持っている。ちなみに角川書店から出ているPS2用「戦闘国家・改 NEW OPERATION」は似て非なるゲームだから、間違えて買わないように。

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第2位「パンツァーフロント」
これは、戦車搭乗員になって敵の戦車を叩き潰す乗り物系シミュレーションゲームである。私は戦車に乗ったことはないのだが、実にリアルに思える。設定もシビアで、「敵のパンツァーがあそこだから、こっちはこのルートで進んで、この場所で砲撃だな」などと戦略が必要になる。初代プレステのゲームで、もう少しアクション色が強い戦車ものだと、「鈍色の攻防 32人の戦車長」も割と好きである。最新のゲーム機でも、この手のゲームは出ているんだろうか、と思ってネットで動画を見てみたら、うーん、ビジュアルは非常にリアルだけど、これはアクションゲームだなあ。戦車の重さが感じられない。

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第1位「シヴィザード 魔術の系譜」
早い話が「シヴィライゼーション」のファンタジー版である。自分が魔術師となり、手下と魔法を使って、敵の魔術師たちを叩き潰すのだ。やっているうちに、「本当に自分はオモシロイと思ってやっているのか」と疑問を持ち始めるのだが、気がつくと数時間が経っていたりする。携帯ゲーム機でやりだすと、あっという間に廃人である。シヴィライゼーションにしても、このゲームにしても、多くの人々の貴重な時間を無駄にしてきたのだろう。罪深いソフトだが、まあ、あまり売れてないからね。犠牲者も少なかったのではないだろうか。ゲームもお酒も辛いラーメンも、ほどほどが一番なのだ。皆さんもお気をつけいただきたい。

 

※ちなみにプレイステーションクラシックは、あまり評判がよくない。ボタンを押してからキャラクターが動くまで遅延があるのだという。アクション系のゲームでは、わずかな遅延であっても致命傷だ。遅延があることはテスト段階でわかっていたろうし、それをそのまま発売してしまうというのは、企業のあり方として疑問が残る。残念だが、次のクラシックは、もうないかも知れないなあ。