だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

桜田義孝五輪相、発言がスベって転んで泥まみれになって、安倍首相に怒られる。あるいは、しゃべるのが苦手な人の対話術。

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いやあ、桜田義孝五輪相、ああ、そうだった、すでに元五輪相か。

ちょっと気の毒ですな。「復興以上に大事なのは、高橋さんだ」と自民党高橋比奈子衆院議員のパーティーで口走ってしまい、安倍総理の逆鱗に触れて更迭されてしまった。

この人、原稿を読むのもたどたどしいし、野党の追及に対してうまく返せないし、あまりしゃべるのが得意ではないのだろう。たぶん、ユーモアのセンスもないし、さほど頭の回転が早いわけでもない。なぜ、政治家になったのかと不思議である。

まあ、心配はいらない。実は、私も同じタイプだ。

そんな私からの忠告だが、そう言う人は、人前で「気の利いたことを言ってやろう」とか「面白いことを言ってやろう」とかは考えないことだ。どうせ言ってもスベるだけなのだ。

ウケたいのはわかる。だが、センスのない人がギャグを言っても、回りは冷え冷えになるだけである。室温は確実に3度は下がり、人々はブルッと身体を震わせ、「おー、さむっ」とか言いながら、いそいそと帰り支度をはじめるのである。

桜田義孝さんのような人は、淡々と真面目に語るべきなのだ。笑いなどとる必要はない。平易な言葉を使って、わかりやすく伝える。朴訥でもいい。たまにどもったりつっかえてもいい。最近では、アナウンサーもとちって当たり前の時代なのだ。

いいですか。

話術のセンスがない人は、真面目にしゃべるだけでいいんです。いや、それしか道はないんです。ヘタに色気を出すから、桜田義孝さんのようにドツボを踏んでしまう。単なる言葉で更迭されるなど、これほど馬鹿なことはない。

笑いを取りたいなら、ひとつだけ方法がある。それは、落語を学ぶことだ。桂米朝師匠が言っているのだ。

「きちんと習ったとおりにしゃべったら、笑うようにできてる」

落語とはそう言うものらしいので、笑いを取りたい人は、落語家に弟子入りすればいい。私も死んだら米朝師匠に弟子入りするつもりである。皆さんも、ご一緒にどうか?