だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

え~っ、ホンマかいな!?「出版社は、反社会的勢力に金を払っていない」

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闇営業に関して、芸能レポーターが断言していた。

「出版社が反社会的勢力に金を払って写真を買うことは絶対にない。買えば弱味になって、今度は脅される」

他の番組でも、まったく同じことを言う人がいて、なんか随分と必死になって否定しているのである。

で、私のようなへそ曲がりのつむじ曲がりの七曲がりは「あれーっ、ホントかなー」とつい疑ってしまう。

今時、出版社がそれほど高い倫理観をもって仕事をしているとは思えないのだ。特に週刊誌などは、売っている記事そのものがゲスである。私などは、新聞に載っている週刊誌の広告を読むだけで、自分の薔薇の花びらに浮かぶ朝露のようなピュアな心が汚されたような気がして不愉快なのだ。

近所の山田さん(48歳無職)だって言っていた。

「いやあ、出版社は、金、払ってまっせ。『金払ったのバラされなかったら、もっと金出さんかい』とか脅したら、逆に脅迫罪で訴えられますがな。反社会的勢力かって、そんなアホとちゃう。細く長くが、しのぎの鉄則でっしゃろ。持ちつ持たれつ、刑事と情報屋との関係といっしょですわ。そもそも特ダネとコンプライアンス、どっちが大事か言うたら、そりゃあ、特ダネに決まってまんがな。簡単な話や」

私は、なるほどと感心し、いい話を聞かせてもらったと彼にチロルチョコを3つ進呈したのだ。

そもそも今時、企業の倫理観を信じるなど愚の骨頂、コケコッコーとニワトリに笑われるのである。

耐震用の設備やら車の部品のデータ偽装など、消費者の命にかかわるような企業犯罪が山ほど起こっているのだ。いずれも名も歴史もある企業ばかりである。そんな時代だというのに、なぜ、出版社の掲げるコンプライアンスだけを信じることができるのか。

こら、芸能レポーター、自分の身内だからってかばってんじゃねえよ、さては、お前、出版社から「これでよしなに」と金をもらってんじゃねえのか、このポンポコピーがっ、と近所の山田さん(48歳無職)も言っていた。

チロルチョコをもう2つ進呈しようと思う。