トランプ大統領がCNNに見立てた人形をぶん殴る映像が話題になっていた。
ニュースを見ている限り、「またトランプ大統領が馬鹿なことをやってるなあ」という印象だった。まあ、CNNなんていうのは、日本で言えば朝日や毎日といった反日メディアであり、当然、トランプ大統領は大嫌いだろう。
大人げないなと思うものの、そこがあの人の面白い部分でもある。
ただ、ケント・ギルバートさんの記事を読んで、「そうだったのか!」と納得した。一部を転載させていただく。
>先日、CNNのある大物プロデューサーが「ロシア疑惑に証拠はない」「事実に基づかなくても視聴率が高ければいい」「有権者はバカだ」などと発言している姿を、「プロジェクト・ヴェリタス」に隠し撮りされた。ヴェリタスは、公的機関の悪事を、隠し撮り動画で暴いて告発するネット・メディアだ。
>加えて、CNNの主要コメンテーターの1人も「ロシア疑惑報道はどうなりそう?」との質問に、「でっかい中身のないハンバーガーと同じ」と答えた。これらの動画が一般公開され、CNNは窮地に陥った。
>結局、ロシア疑惑のフェイクニュースに関わった記者ら3人は6月下旬に辞職した。
これは、ひどい。ひどいが、マスメディアなんてこんなものなんだろう。トランプ大統領からすれば、「よくやった。ヴェリタス」と喜んで、思わず大人げないパフォーマンスをやってしまったに違いない。
ケント・ギルバートさんの記事がなければ、私はこうした経緯を知らず、ただ「トランプ大統領は子供みたいなやつだなあ」と思うだけだったのである。
問題は、日本ではこうしたCNNの醜聞が流れてこないことだ。ただただトランプ大統領を貶めるためのネタとして使われている。
「ほらね、トランプ大統領ってひどいやつでしょ。CNNに見立てた人形をぶん殴ってるんですよ。報道の自由なんてどうでもいいっていう乱暴な人なんですよ」
そして、一番言いたいことは、こうだ。「安倍総理だって同じですよ。ほら、加計学園グループの問題だって、あの対応ひどかったでしょ。共謀罪もむりやり通してしまうし。トランプ大統領と同じなんですよ」
日本のメディアの印象操作術は、ヒトラー配下だったゲッベルス譲りである。私もどっちかっつーと、そっちの稼業の人間だったからよく分かるのだ。
加計学園問題も「でっかい中身のないハンバーガーと同じ」なのかもしれない。いや、日本的に言えば「でっかい中身のないたこ焼きと同じ」か。うーん、たこ焼きはちょっとおかしいな。「でっかい中身のない赤福餅と同じ」これも、ちょっとな。「でっかい中身のない……」(以下略)