パンツは、好きかね?
私は、それほど好きじゃない。「次に会う時は何色の下着がいい?」などと訊かれて、適当に「黒」と答えて、「何言ってんの!? この間も黒だったでしょ!」などと怒られるのは面倒だし、そもそもパンツなどただの綿類である。下着泥棒は、私にはまったく理解できない犯罪の一つだ。
さて、斉藤由貴さんの不倫が話題である。今日も、ボケーッとテレビを見ていたらやっていた。
よくもまあ、次から次に不倫の話題が尽きないものだ。辻元清美さんが不倫してたら、びっくりして注目するのだが、タレントじゃあなあ。いい加減飽きたよ、とチャンネルを変えようとして、「うん?」と私は画面に目をやった。
今、確か、「不倫相手の医者がパンツをかぶり」などと言ってなかったか?
いまどき不倫など珍しくもないが、パンツをかぶるのはちょっと珍しい。以前観た「変態仮面」が頭に浮かび、リアル変態仮面の登場か、とさっそくネットで検索したのである。
なんと、あなた。194,000件もヒットしたのである。斉藤由貴さんのパンツをかぶることについてのサイトが、すでに194,000も存在するのである。みんな、そんなに斉藤由貴さんのパンツがかぶりたいのか!?
さて、斉藤由貴さんのパンツをかぶったのは、横浜市内で内科クリニックを開業している50代の医師らしい。アメリカの大学で再生医療を学び、英語も堪能。クリニックには、外国人の患者も多く訪れているという。
それが、斉藤由貴さんのパンツをかぶった写真が流出してしまった。
これからは、「おはようございます。(斉藤由貴さんのパンツをかぶった)先生」と呼ばれることになるのだ。みんな、心のなかではそう呼ぶのだ。いやあ、これはツラい。不倫だけなら、「相手は、あの斉藤由貴だぜ」と自慢もできるのだが、パンツをかぶったとなると、もう、ダメだ。
不倫はしても、パンツはかぶるな。本日の教訓である。