野党が勝つ方法は、政策論議にはない。
政策論議で政党を決めるのは理想であるが、あくまで理想だ。多くの人は、巨人を応援するように自民党を応援し、阪神を応援するように民進党を応援するのである。そこには、理屈なんてない。
そもそも民進党をはじめ野党には政策がない。維新にはあるように思えるが、あの党は人材が徹底的に不足している。
政策では勝てないとなると、あとは「反自民」で一致団結するしかない。だから、民進党の前原さんがこう語って、希望の党との合流を問うたのは極めて正しい。
「どんな手段を使っても安倍政権を止めなければならない。もう一度政権交代を実現して身勝手で政治を歪める安倍政権を退場に追い込みたい。私は皆さんが大好きだ。これからも皆さんと一緒に行動し、もう一度われわれの理想の社会を創る。そのために名を捨てて実を取る。その決断をぜひご理解頂きたい」
美女の尻に股間を押し付けた民進党の前原さん、捨て身の攻撃である。
というか、希望の党の小池百合子さんに操られたのだ。「私が代表になるから、あんたたちも合流しなさいよ。うふふ。勝てるわよ」と。前原さん、本当に女性に弱い人である。ハニートラップに引っかかるわけだ。
一方、安倍総理が解散に踏み切ったのは、やはり「民進党、ボロボロやんけ」という思いがあったからだと思う。確かに、消費税の使いみちや北朝鮮のテレフォン・ヘッドの暴挙という理由はあったろうが、民進党が元気であれば解散はなかった。
大義なき解散、と言われても仕方がない一面はある。
もちろん、民進党と希望の党の合流にも大義はない。勝ちたい一心の合流である。大義どころか、道義も忠義も仁義もないのである。
10月22日に投開票される衆院選は、大義なき者同士の戦いだ。外道同士の殺し合いである。
小池百合子の頭突きで安倍総理の首がもげるのか。それとも安倍総理のコークスクリューパンチで小池百合子の顔面に穴が開くのか。おおっと、前原が安倍総理の尻に股間を押し付けているっ。安倍総理の顔が苦痛にゆがむっ。
いやあ、おら、ワクワクしてきたぞ。