立憲民主党、私は、このネーミングの響きは好きである。
リッケンというのが、なんとなくドイツ語的な響きでよろしい。硬質で強いイメージなのである。
まあ、中身は、かなり情けない。「希望の党」に入れてもらえなかった人の駆け込み寺であり、リベラルの墓場であり、「おじいちゃん、ご飯はさっき食べたでしょ」的な集団だと思うのだが、まあ、面白いからいいのではないか。
また、楽しませてもらいたいものだ。
勝手に言っているのかと思ったら、「枝野氏の呼び掛けに応えて立憲民主党に参加することを決意した」のだという。
いやいやいや。枝野さん、何を考えているのだ?
こんな人を入れたら、立憲民主党のイメージが下がるだけではないか。もちろん、立憲民主党には、あの辻元清美さんがいる。安倍知子さんもいる。イメージは最初からダダ下がりである。
だが、菅直人さんはダメだろう。首相時代で無能は証明済みだ。
あだ名はイラ菅、もしくはスッカラ菅。すぐに激高する性格は、立憲民主党のミサイルマンと言っても過言ではない。何をしでかすかわからないのだ。そもそもリベラル派の人だって、菅直人さんを支持するとはとても思えないのである。
民進党でもお荷物だった人を入れて、どう活用するつもりなのか? 役職につけるのか、それとも一兵卒としてこき使うのか? 枝野さんにその能力はあるのか? これでまったく先が読めなくなった。
「実におもしろい」と私はつぶやき、口に出して言ってしまったことに気づいて、ちょっと驚いた。