どのブラウザを使うかは、非常に重要な問題である。
例えば、助平なサイトを見る場合は、やはり履歴を残すべきではない。だから助平な人は、シークレットモードが使いやすいブラウザがいい。
Chromeの場合は、シークレットモードへの移行は「control+shift+N」である。この「N」を私はすぐに忘れるのだ。シークレットモードなんだから「S」でいいではないか。なぜ、「N」なのか? たぶんキー設定は変えられるのだろうが、こういう不合理を私は許せないのだ。
で、最近、Firefoxの新しいバージョンが出た。Firefox Quantum(57.0)である。
さっそく私はインストールし、シークレットモードを試してみた。Firefoxの場合は、シークレットモードではなく、プライベートモードと呼んでいる。そして、キーの設定は「control+shift+P」である。これは、わかりやすい。プライベートというのは覚えにくいので、助平関係の人は「ペニスのP」と覚えておけばいい。
しかも、ちゃんとプライベートモードのアイコンをツールバーに設定できる。黒メガネと言うか、SM嬢が付けている仮面みたいなデザインで、「よーし、これから思いっきり卑猥なサイトを見てやるぞ!」という意気込みを後押ししてくれるのである。
まあ、これもChromeにもあるのだろうが、しばらくいじってわからなかったので設定していなかった。情弱の私が、割りと簡単に設定できたことを見ても、Firefoxは使いやすいブラウザであると言うことができるだろう。
性能に関しては、私はベンチマークだ何だと細かいことは言わない。体感的には、今のところChromeと同等かそれより若干上のような気がする。テキパキしていていい感じだ。
そして、何よりテーマがいい。と言うか、気に入ったテーマが見つかった。
上の画像を見ていただきたい。
今私が使っているFirefox Quantumのテーマ画像である。Firefoxのカテゴリーにあったテーマなのだが、落ち着いた色調でシックな雰囲気だ。ツールバーの部分は半透明になっていて、上の部分と一体感があってオシャレだ。
Chromeの場合は、ツールバーの部分が別個になっており、あまりテーマを変える意味がないような気がしていた。まあ、これも設定を変えられるのかもしれないが、最初から半透明になっているFirefoxの勝ちである。
半透明のテーマというのは、スケスケのスカートにも通じるわけで、こうした細部へのこだわりがあってこそ助平の神が宿るのだ。手を抜かないFirefoxの開発者に敬意を評したい。
という訳で、助平かつオシャレな方には、Firefox Quantumがおすすめだ。存分にプライベートモードを使いこなし、助平なサイトを見まくっていただきたい。