中国は、韓国よりもマシ。
なんとなくそういう意識がある。だが、それは国民において「まだ中国にはわかっている連中が多い」というだけの話である。韓国は総反日化していて手の施しようがないが、まあ、三流国だ。こちらが強く出れば、何も言えずにうんこを漏らして泣きわめくだけである。
中国は大国だ。先進国とはいえないが、経済的には日本よりも勢いがある。そして、何より一党独裁である。政府がやろうとすることに反対は出ない。せいぜい内部闘争がある程度だ。
「日本を貶めまひょか」と号令をかければ、一斉に取り掛かるのである。
中国は、サンフランシスコ市に慰安婦像と嘘にまみれた碑文を建造し、それを公的なものとすることに成功した。サンフランシスコ市と姉妹都市だった大阪市は、姉妹都市の解消を決定したのである。
そして、今度はカナダだ。
カナダ連邦議会下院において、香港出身の女性議員ジェニー・クワンは、こう言った。
「80年前、旧日本軍はおよそ2万~8万人の中国人女性や少女をレイプし、30万人余りが殺害された。当時南京にいた欧米人の目撃者はこの世の地獄のような虐殺だったと証言している」
「南京大虐殺の後、旧日本軍の軍性奴隷システムは急速に拡大した。韓国、フィリピン、中国、ビルマ、インドネシアやその他、日本の占領地域から20万人ほどの女性がだまされたり、誘拐されたりして、売春施設で強制的に『慰安婦』として、旧日本軍兵士のために働かされた」
「そして、『南京大虐殺文書』はユネスコの世界記憶遺産にも登録されている」
ほらね、やっぱりユネスコを利用してきた。「南京大虐殺文書」は、徹底的に反対すべきだったのだ。登録された時点で、日本の負けだったのである。
何も知らない外国人たちは、必ずこう思う。
「ユネスコが認めたんやったら、やっぱり南京大虐殺はあったんやね」
「事実なんやから、慰安婦像も建ててええんとちゃうの。慰安婦、可哀想やんか」
おそらく今後、カナダにも慰安婦像が急増するだろう。主要な街角には慰安婦像が悲しげに微笑み、バスに乗ったら慰安婦像が座っていて、トイレで小便をしていたら隣で慰安婦像が立ち小便をしているかもしれない。
カナダの大自然だからと言って油断はできない。川の畔で「人が熊に襲われている!」と思ったら、慰安婦像に熊がじゃれているだけだったという光景だってありえるのだ。私は、カナダには二度と行かないと誓うのであります。まあ、一度も行ったことないけど。
ちなみに、クワン議員を操っているのが、「カナダALPHA」という反日団体だ。香港出身の医師ジョセフ・ウォンが設立した組織で、米西部カリフォルニア州に本部を置く反日団体「世界抗日戦争史実維護連合会」(抗日連合会)の下部組織である。当然、中国マネーが動いている。
いや、ここまでくると見事としか言いようがない。日本政府にも、こういうえげつなさを見習っていただきたいものだ。ちなみに今月8日にフィリピンに建てられた慰安婦像も、もちろん中国マネーが投入されている。
こうなってしまうと、ちょっとやそっとの反論では、焼け石に水である。むしろ、「ひどいことをした日本が、何を言い訳しとんねん」と火に油状態になる可能性が高い。
これまで「なあなあ」の精神でやってきた日本政府の責任である。いつまでも好景気時代の閣下気分のままで「まあ、よしなに」と折衝を進めてきた外務省の責任である。
そして何より、慰安婦の強制連行という嘘を自らが誘導して作り上げた福島瑞穂の責任である。その妄言を後押しし続けた朝日新聞の責任である。それが今回のクワン議員の発言につながっているのだ。さらには、遠い未来、私たちの子孫が今以上に貶められるであろう要因へとつながっていくのだ。
みんな揃って腹を切れと言いたい。