無様な人というのはいるもので、例えば、毎日変態新聞の公式ツイッターの人である。
散々「モリカケ問題」で追求したにも関わらず、安倍首相の関与は見当たらない。野党の追求も尻すぼみだ。さらには、国民の怒りは、政府与党ではなく、むしろ野党や自分たちマスメディアに向かっている。「なぜだ、なぜなんだ!?」状態で、おそらく一般的な常識すら飛んでしまっていたのだろう。
加計獣医学部への応募が殺到したことに、ついに安倍首相への憎しみが頂点に達した。
自分たちの予想では、加計獣医学部への応募がゼロに近いはずだったのだ。そうなれば、「ほらな、疑惑のある学校になんか、誰も応募するかいな」と嘲笑できるはずだったのだ。
それが真逆の結果となったために、自分で自分がコントロールができなくなったのだろう。毎日変態新聞の統合デジタル取材センターの公式ツイッターの人が、つい、無様なツイートを発信してしまった。
「これでいいのか」
この一言には、「わしらが懸命に正義の追求をやっとんのに、なんで、お前らはそれがわからんのじゃ。目を覚まさんかい」という思い上がりが込められている。それを表した極めて端的な怨嗟の一言であり、効果的であるがゆえに、他者から見れば滑稽極まりなく、無様と言うほかはない。
それを感じ取った人々は、一斉に批判した。
「報道機関は事実を客観的に報道するべきではないのでしょうか」
「受験生が何か悪いことをしましたか?」
「『これでいいのか』とはどういう意図なのか説明してください」
「もし『これでは良くない』という事実があるのなら、取材してそれを報じればいい」
いずれも正論である。毎日変態新聞の社長室広報担当者は、そうした声に「受験生を傷つける意図はまったくありませんでしたが、誤解を受ける表現であり、お詫びします。昨晩投稿したこの記事に関するツイートは削除し、お詫びと削除を伝えるツイートを掲載しました」と回答した。
一般の素人のツイッターが炎上して削除するならわかるのだが、例え毎日変態新聞とは言え、ジャーナリストともあろう組織が、「お詫びして削除」というのは情けないにもほどがある。しっかり自説を語って説明しろと言いたい。それができないのなら、ツイッターなどやるべきではない。
朝日捏造新聞にしても、「森友・加計事件 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」を出版した小川榮太郎氏を「けしからん」と訴えたらしいが、これなども脅し目的のスラップ訴訟としか言えないわけで、明らかに言論の放棄である。
両者とも言論を扱うマスメディアの資格はなく、さらには臆面もなく捏造・偏向報道を続けている。彼らの存在は、もはや害悪であるとしか言えないのである。
これでいいのか!?