だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

「スッキリ」の加藤浩次さん、謝っただけなのに随分と褒められる。

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まず言っておくが、私は器が小さな人間である。

その大きさは、せいぜいおちょこ程度。いや、正確に言うと小さじ少々程度の大きさである。だから、他人が褒められると嫉妬するのだ。

「スッキリ」という番組のMCをやっている加藤浩次が、自分の発言を撤回したらしい。

「『韓国ではこんなにPCR検査やってんだよって。日本ではなんでできないんだよ』って僕もこの番組で言いました。たぶん僕の考えも間違ってて、やればいいってもんじゃないっていうのがわかってきた」

「みんながPCR検査で殺到すると、そこでクラスター(集団)ができて感染する可能性もある」

それに対してネットでは、「間違いをただせるのは素晴らしい人間」「反省出来るなら人間として合格」などと好意的に受け取る人が多かった。くそ。褒めすぎなんじゃい。

私からすると、気付くのが遅すぎである。

まず、最初に中国の病院に殺到する来院者たちの映像を見て、「これは院内感染待ったなしだな」と気付かなければならない。「とにかく家にいろと指示すべきなのだ。習近平、大ちょんぼだな」

加藤浩次は、あれを見て「ああ、中国の人は大変やなあ」などとのんきに同情するだけだったのだろうか。

次に韓国の「とにかく検査するんや。日本には負けへんのや」という検査体勢を見て、「こいつら中国の状況知らんのか」と馬鹿にしなければならない。特にドライブスルー検査については「ドライブスルー感染やんけ」と笑わなければならなかったのだ。

なのに「韓国ではこんなにPCR検査やってんだよ。日本ではなんでできないんだよ」とテレビで言ってしまったのは、これは、どう謝っても取り返しは付かないのだ。おそらくそれを信じ込んだ人が大勢いるに違いないのだ。立憲民主党の皆さんだって、信じてしまったのだ。大いに反省していただきたい。

ちなみにこんな情報も出ていて驚いた。

ソフトバンク孫正義がコロナ検査キットとか言い出したのは、テレビでコロナ検査を増やせと発言した上昌広医師がソフトバンク関連の製薬会社の取締役だったから」

これが事実なら、ソフトバンクは悪の軍団決定である。ショッカーよりも極悪だ。これは同じハゲとして皆さんに謝りたい。ハゲだから悪いのではなく、あの男は、悪い方のハゲである。お間違いなきよう。

さらに「韓国みたいにPCRやれと話してくれと、あからさまに注文してくる番組もあり全部お断りしてる」 と発言する医師もおられて、いや、これが事実なら犯罪ではないか。そのテレビ局と人物を特定してしっかり取材してジャーナリズムの使命を果たせよ、と思うのである。

面白いのは、これほど単純でわかりやすい構図に対して、いまだに韓国を中心とする海外の人たちの中には、「日本は、感染者数を減らすために検査していない」「もっと死んでいるはずだ。政府は隠蔽している」と考える人が多くいると言うことである。

意外と世界は馬鹿で一杯なのだ。自分の頭の悪さにコンプレックスを感じている私であるが、そう考えるとちょっとホッとしつつ怖くもある。