いやいやいや。
楽天の三木谷さんがちょっとおかしくなっているのは、以前、「Amazonに負けてるんは、送料があるからや。うちも送料なしにするんじゃ~」と言いだしたときに既にわかっている。
前にも書いたが、Amazonに負けている一番大きな要因は、あのサイトの煩雑でわかりにくいデザインである。まるでスーパー玉出のチラシである。まあ、スーパー玉出のチラシは見たことないから偏見なのだが、いかにもスーパー玉出的な見た目であるのは確かだと思う。
おそらく三木谷さんは、買い物をする際にはAmazonを使っているのだろう。楽天のサイトなど、一度も見たことはないはずである。
だから、私は、楽天が「PCR検査キットを販売したるんじゃ~」と言いだしたときにも、ちっとも驚かなかった。「うん、楽天ならやるだろうね、アホだから」と思っただけである。
さて、メディアでは、韓国の検査システムの素晴らしさを言うばっかりで、その精度のいい加減さはほとんど報道されていないのではないか。いい加減だから、4度も5度も検査する。その回数を検査数として公表し「韓国は、こんなに検査しとるんだぎゃ。日本にも勝っとるんだぎゃ」などと自慢しているらしいのだが、ネットでそういう情報が流れている以上、それが正しいのかそれともデマなのかを追求するのがジャーナリズムの役割ではないか。だが、そんなニュースは、一度も見ていないのである。
精度がいい加減だとどうなるか。拡散のきっかけになってしまうのである。「バンザーイ。陰性や。これで風俗行けるぞ~。カネに困った女子大生に相手してもらえるんや~」などと岡村隆史みたいなおっさんが行ってしまい、そのついでに新型コロナウイルスを拡散してしまうのだ。けしからんっ。
現にこの間、神奈川県でも、「陰性や。よかったよかった」と隔離されていた患者を大部屋に移したのだが、実は陽性。あっと言う間に、院内感染が拡がってしまった。PCR検査の精度が低いと周知されていたなら、もう少し慎重になったのではないか。
いやいやいや、今日書きたかったのは、そんなことではない。素人が検査しても精度が低いのは当然であり、さらに汚染の危険性も高い。そんなことはわかりきったことである。わかりきったことがわからないのは、これは楽天だからしかたがないのだ。言っても詮無いことである。
今日書きたかったのは、あのPCR検査の方法である。いやあ、驚いた。青天の霹靂、藪から棒、英語で言えばa bolt from the bule(青空から稲妻)である。
以前、腹痛でトイレに駆け込み、蓋を勢いよく開けたのはいいが、勢いが良すぎて跳ね返って閉まってしまい、すでに腰を下ろしかけ、括約筋を緩めていたために、もう止まりません。蓋の上にウンコをしてしまったのだが、あの時以来の驚きだった。
綿棒というから、私は、耳掃除用の綿棒を想像していたのだが、あなた、長いのなんの。それをグイグイと鼻の穴に突っ込んでいくのだ。15センチくらいだろうか。見ているだけで怖くなったのである。
無理無理無理、私は、自分であんな長い綿棒を鼻の奥まで突っ込むなど、絶対に無理である。ちょっと突っ込んで、鼻くそをつけて終わりである。
果たして楽天の三木谷さんは、自分でやってみたのだろうか。やったとしても、ちょっと突っ込んで鼻くそをつけただけで終わりだったはずだ。それでは、ダメなのである。
今度すれ違うことがあったら、「PCR検査を甘く見るんじゃないっ」と怒鳴りつけてやろうと思う。
ちなみにPCR検査キットは、1キットが14,900円である。しかも、100キットからの販売なのだ。「ぼったくりなんじゃ~っ」と追加で怒鳴りつけてやろうと思う。