だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

さすがにこれは気の毒。「きゃりーぱみゅぱみゅ様、リスクがある中で拡散してもらったにもかかわらず撤回させてしまい、多大なご迷惑をおかけいたしました」

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私はだな、Twitterなどにはまったく興味がない。

だから、「検察庁法改正案に抗議します」などというハッシュタグにも興味がない。いや、そもそも検察庁法改正案自体に興味がない。そんなものを調べる時間があるのなら、私は、仕事をやるのだ。

実は今週いっぱいの仕事があるのだが、今「彷徨える艦隊」を読んでいる途中で、全11巻を読み終えるまでは仕事にかかれそうにないのだ。いやあ、前に一回読んでいるのだが面白いのなんの。誰かアニメ化してくれんかなあ。

で、「検察庁法改正案に抗議します」の件だ。

もし私がこの事案について書くとすれば、多少は調べる。まあ、ブログの場合はハッシュタグを付けるだけでは成立しないからな。そこがTwitterとは違う点だ。retweetするのにさほど労力はいらない。だから、よく調べもせずに安易に拡散してしまう。

で、きゃりーぱみゅぱみゅという歌手が、「検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグを付けて、ある人のretweetをやったらしい。

それは、「検察庁法改正案に抗議します」の不正を暴くような相関図だったらしいのだが、その図が主観が入った偏向というか、どうやら捏造に近いものだったようだ。

芸能人が政治的発言をやるのはいいが、間違ったことを発言してはまずい。それでは、偏向・捏造を続けるマスメディアと同じくらい罪深いことになる。著名人が詐欺会社の広告等になるケースはよくあるが、「知らなかった」ではすまされないのだ。ファンからしても、「なにボケたこと言うとんねん」状態だろう。きゃりーぱみゅぱみゅさんは、いっせいに非難されてTweetを削除したらしい。

まあ、そこまではよくある話だ。きゃりーぱみゅぱみゅさんも、ラサール石井さんほどひどくはないのであまり気にする必要はないと思う。

問題は、その大元となった相関図を書いた人だ。30代のグラフィックデザイナーとのことだが、この人のTweetを読んでみると実に気の毒。いっせいに芸能人やら著名人によって拡散されてしまったわけで、しかも相関図としては間違っていた。

これが安倍総理や政権を皮肉るイラスト程度なら問題はなかったのだが、相関図にしてしまったたために「え、ほんまか!? こんな汚いことをやろうとしたんか」と多くの人が義憤に駆られてしまったのである。

しかも、立憲民主党やら共産党やら朝日新聞やらも乗っかり、「国民がこんなに怒っている」と火に油を注いだのである。いやあ、このグラフィックデザイナー、生きた心地がしなかったろうなあ。

Tweetでは、その恐怖がひしひしと伝わってくる。

▼初案作成時にはあの規模にまで発展するとは全く考えておらず、よく調べもしないまま怒りに任せて面白半分で作成してしまいました。悪意のあるおちょくったような決めつけた内容で安倍首相はじめ黒川様、稲田様も気を悪くされたのではないかと思います。申し訳ございません。

▼自分自身バズった経験など今まで一度もなく、日本中から物凄い量の反応や批判が飛び込んでくる感覚は、普段の安倍首相の千分の一くらいの規模だと思いますが、こんな状態で日々過ごされているのかと思うと頭が下がります。敬意を持って、意見を述べさせてもらおうと考え直しました。

▼画像の中で無断で写真を使用してしまった星野源様にもお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。きゃりーぱみゅぱみゅ様、リスクがある中で拡散してもらったにもかかわらず撤回させてしまい、多大なご迷惑をおかけいたしました。

▼ろくな修正も出せず卑怯な言い訳で逃げてしまったことを深く恥じております。毎日家族と過ごしていた日常から急に多くの方々と繋がる環境に戸惑い、パニックを起こしておりました。事が大きくなるにつれ、悪意のある内容であることに罪悪感を感じ名誉毀損を恐れるようになりました。

これは、怖い。芸能人なら多少の耐性はあるのだろうが、一般人の彼ならどれだけ精神的に追い込まれているかは想像するだに怖ろしい。私なら下半身から力が抜けて脱糞し続けるだろう。一生、自粛なのである。

まあ、ピンチはチャンスだ。

これを機会に、サヨク御用達のグラフィックデザイナーになればどうか。そもそもこの人のセンスだとグラフィックデザイナーとしてはやや厳しいと思える。全体のバランス、色使い、何よりフォントの選び方がひどい。ふだんスーパーや不動産のチラシを作っている人なのだろうか。私の場合は、「デザインの組み方」や「見やすい資料の一生使えるデザイン入門」という本を参考にすることが多いのだが、この方にも、ちょっと読んでみることをおすすめする。

ここまで追い込まれてしまった一因は立憲民主党にもあるのだから、枝野さんあたりに「仕事くれ」と営業に行ってみてはどうか。また、漫画が描けるなら、この一件を作品にするのもありである。割りと売れそうな気がするのだが。まあ、頑張れ。