だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

毎日新聞、あまりに内閣支持率が低く出たので、焦って「新方式の調査3回、データは安定」と言い訳する。

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いやあ、私もびっくりしました。

内閣支持率が27%と出ていたからです。まあ、私は、こんな支持率はもともと信用していない。そもそも花見だ検察人事だと、政策関係なしにあっちにフラフラこっちにフラフラするのが国民の大半であって、そんなものに煩わされるのは馬鹿らしい。

で、今日になって、実はこの支持率の調査がこの4月にできたばかりの「株式会社社会調査研究センター」によるものだとわかったわけである。

しかも、あなた。

この会社、毎日新聞が母体なんですよ。いや、母体なのかオッパイなのか知らないが、スタッフの過半数(7人中4人、えっそんなに社員数少ないのか!?)が毎日新聞の社員なのである。例えば調査研究部長の平田という人は毎日新聞世論調査室長だし、監査役の水野さんは毎日新聞の取締役財務担当なのだ。

いやね、あなた。毎日新聞といえば、左翼も左翼、日本で一番左翼と言っても過言ではない新聞社じゃないですか。それが世論調査をしてもね、多くの人が眉に唾を付けるに決まってます。せめて、ぱっと見は、毎日新聞社とは無関係に装っておけばいいのに、何を考えているのでしょうか。

しかし、よく考えてみれば、私だって例えば朝日新聞がどんな調査会社を使っているか知らないし、これをきっかけにして調査会社の精査をやっておくべきかも知れない。

一つ面白かったのは、毎日新聞の記事である。

安倍内閣の支持率は27%と、前回調査(5月6日)の40%から急落した。不支持率が前回の45%から64%に跳ね上がったのにも驚いた」

いくらなんでも下げすぎちゃうん、とあわてたのだろう、一生懸命言い訳をしているのである。

質問の内容からその順番に至るまで、決して誘導したものではないことを説明し、こう結論づけている。

内閣支持率が3割を割り込むことは調査前には想定していなかった。冒頭に書いたように、検察人事問題の焦点が黒川氏個人の資質問題にすり替えられたのではないかとも考えていたので、大きく下がっても30%台前半だろうという相場観だった。新しい方式の調査は3回目だったので、予期しないデータの偏りが生じた恐れも考えたが、回答者の年代や居住地域、職業などの構成に変化は見られなかった。(中略)つまり、同じ方式で無作為抽出した調査において、明らかに内閣支持率が急落し、コロナ問題の政権対応評価が悪化した。そう結論づけるほかない」

この記事、前出の平田さんが書いているのだが、ものすごく長い。400字詰め原稿用紙にして12枚程度である。書けば書くほど、私としては疑惑の目で見てしまうのだ。

なにより「あれ!? これは低すぎるぞ」という驚きが出てしまっているのが情けない。左翼なら左翼らしく、言い訳などせずに、正々堂々「これは、しっかり正しい数字でありんす」と胸を張るべきなのだ。「バンザイ! 内閣支持率がこんなに落ちたぞ。アベも終わりだ」と素直に喜ぶべきなのだ。

それができないとは、毎日新聞も落ちたものだ。それでも左翼かとなじってやりたいのである。気を付けろ。東京新聞との差は3センチくらいしかないぞ。