だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

ジャパンライフの事件だが、そろそろ「だまされる方も悪い」とはっきり言うべきではないか。

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いやあ、あれはすごかったなあ。

確か昭和の終わり頃だったと思うのだが、豊田商事という詐欺会社があった。「ゴールドを買えば儲かりまっせ」と老人たちに売りつけ、実際には金など保有していなかった。完全なペーパー商法だったのだ。

まあ、詐欺などよくある話で驚くようなことではない。

豊田商事の特異な点は、社長の永野とかいうオッサンが殺されたことにある。いやあ、あれは本当にすごかった。

マスコミ連中が狭いマンションの通路に密集し、永野の逮捕を今か今かと待ち構えている。そこに二人のチンピラ風のオッサンがやってきて、窓を破って中に入り、出てきたときは血まみれになっていた。永野社長を刺し殺したのだ。

この時のマスコミはまさにマスゴミといった印象で、どう見ても殺す気満々の二人が来た時点で警察に通報すべきであり、それを座して待っていた時点でゴミ確定である。マスコミは、昔からマスゴミだったのだ。

一人の正義漢ぶった記者らしき男が「犯人はここだ。早く来いよっ」などと警官に向かって怒鳴っていて、私は犯人よりもその記者らしき男に腹が立った。こういうマッチポンプ的なやからは、きっと朝日新聞の記者に違いない。

その記憶が強烈だったせいか、ジャパンライフのニュースを見るたびに、つい「あの山口とか言うジジイも殺されればいいのにな」と思ってしまうのだ。

まあ、殺されないまでも、懲役20年くらいの実刑にはなっていただきたい。詐欺罪の懲役年数は、確か10年以下だったと思うが、被害額が多い場合は、無期懲役でもいいのではないか。でないと、「二千億だましても、何年かで出てこれるんやからラクなもんやで」と、また同じことを繰り返すのである。

それにしても思うのは、だまされる方もだまされる方だということである。そうは思わないか?

確かに手口は巧妙なのだが、それでも「おいしい話には気を付けろ」というのは常識であって、つまりだまされた人たちには常識が欠けているのだ。

テレビのコメンテーターなどは、詐欺の被害者に対して「巧妙化しているから騙されてもしかたがない」などとごまかしているが、なにを言っているのか。そんなに甘やかすから、いつまでたっても騙されるバカが減らないのである。

バカが減らないからいつまでたっても詐欺師も減らない。つまり、被害者は犯罪を助長ししている存在なのである。

例えば、スパムメールに引っかかるバカがいるから、セキュリティソフトだ迷惑メールのチェックだ削除だと無駄な労力が必要となる。引っかかる人間がいなければ、スパムメールなどすぐになくなるのだ。

7,000万円ほどの被害にあった婆さんがこんなことを言っていた。

桜を見る会に招待されたって広告が載ってたから、つい信用した」

申し訳ないが、アホかと言わせていただく。

広告を鵜呑みにして信用するのはバカだけである。広告など「こうしたらアホが引っかかりよるで」と消費者を馬鹿にする連中が作るものである。大なり小なり、人をだますのが広告なのだ。決して信用してはならない。

だますやつが一番悪いが、だまされる方にも一定の責任はある。

そろそろそういう共通認識を持った方がいいのではないか。「うんうん、こんなに巧妙なんだから、だまされるのも仕方ありませんよ」などと言っていては、いつまでたっても詐欺はなくならないのだ。あまりにだまされる人が多すぎるのである。

もし私の母親が振り込め詐欺ジャパンライフのような詐欺会社にだまされたら、「このドアホが~っ」と怒鳴りつけてやるつもりである。「何言うとんじゃ~。そんなん言うんやったら、もう、お小遣いあげへんで~っ」と言われるかも知れないが、そうなったら謝ればよろしい。土下座は得意である。