私は、外国が嫌いである。
一番嫌いなのがフランスで、イギリスも嫌いだし、アメリカも嫌いである。そもそも白人が嫌いなのだ。訳のわからぬ言葉をしゃべりやがって。なにが「What?」だ。鼻で笑うんじゃないっ。
とは言え、たまに「ほお」と感心することもある。
イギリスの公共放送BBCが、受信料制度を廃止し、見た分だけお金を払う課金制に移行する方向で検討しているんだそうだ。BBCの受信料は、年間2万円ちょっとで日本とさほど変わらない。9割以上の国民が払っているらしい。日本は、8割ちょっとで意外と先進国の中では低い方である。
話は逸れるが、徴収率で面白いのは、韓国がほぼ100%という点である。日本よりも真面目なのだ。まあ、これは金額が安いからだろう。年間3,000円もしないのだ。この一点においては、日本よりも優れていると言っても過言では無いような気がしないでもない。
で、BBCの件だ。
もちろんBBCの偉い人は反対している。クレメンティー理事長は「受信料を批判する人々は、課金制によってBBCがどうなるかをよく考えるべきだ」などと言っていて、これはNHKの前田晃伸会長も似たようなことを発言していた。
「値下げありきで、番組の質が落ちたらどうすんのよ、と。番組を全部ボロボロにしちゃえば、値下げはすぐできる。コストをぐんと落として、半分以上を再放送にしちゃえばいいわけだ。だけど、それは違うでしょう」
このどアホが、と言わせていただく。BBCもNHKもアホである。
見ない人間にとって、ボロボロの番組であろうが再放送であろうが関係ないのだ。だって見ないんだから。
まあ、私は大河ドラマだけは見ているので、きちんと払っているのだが、もし、それがなかったら毎年二万円ほどの金をドブに捨てているのと同じである。まったく見ない人が不払いになるのはこれはしかたがないのだ。
さらに、今年はコロナの影響で大河ドラマも中断があった。「こらあ、NHKの前田晃伸ケツの穴会長。中断した分、返金せんかいっ。このクソボケがっ」などと思わずNHKの方に向かって下品な言葉を叫んでしまうのである。
ところが、あなた。
そういう状況の中、なんとNHKはテレビ設置の有無に関係なく全世帯・事業所から受信料を徴収する仕組みを導入しようとしていたんだそうだ。
いやあ、驚きましたね。
ようするに「見なくても払え」と言ってるわけです。これは、おそらくスクランブル化に対する牽制でしょうな。スクランブル化なんて簡単にできるし、そうなったら確実にNHKの弱体化につながる。もう、断固として阻止するつもりなのでしょう。
ちなみにNHKの全世帯徴収はとりあえず2023年度まで見送られたそうだ。だが、2023年などあっと言う間である。
私はすでに支払っているから関係ないのだが、それでもこのNHKのやり方には腹が立つ。NHKの前田晃伸ケツの穴会長の老いぼれた顔に、フェフェフェと笑みが浮かぶのを想像すると頭に血が上って、手に持ったマイセン風のカップをベリバリボリとかみ砕きそうになる。もう、確実にデスノートの名簿筆頭に引き上げられたのだ。あへっとか言いながら心臓麻痺で死ぬのである。
許して欲しかったら、早く月額300円に引き下げんかいと切に願う。