だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

ああ、これは間違いなく変態のロリコンですね。と思わず納得したバレエダンサーの写真。

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犯罪者の顔をテレビで見るのは、割と好きである。

アホ丸出しな顔だったり、いかにも粗暴な顔であればあるほど、私はうれしい。私は自分の顔にコンプレックスを持っているのだが、少なくとも犯罪者ではない。不細工かつ犯罪者である連中を見ると、「ああ、自分のほうがまだマシだな」とホッとするのである。器の小さな男なのだ。

ところが、あなた。最近、「あれっ、こいつ、犯人のくせに結構イケメンじゃないのか」というケースが増えてきた。

上の写真をご覧いただきたい。昨日見た犯人である。

マッチングアプリで知り合った女の子と車でコンビニに行き、「おれはマスクをしてないから」と女の子だけコンビニに行かせた。女の子が戻る前に車を発進させ、残された彼女のバッグから金を盗ったという犯罪である。情けないほどしょぼい犯罪だ。最初、その内容を聞いて「ああ、こいつの顔はアホ丸出しに違いない」と確信したのである。

しかし、私の期待は裏切られたのだ。

犯人は、見ての通り黒い髪のまともそうな若い男で、顔つきもイケメン風である。どう見ても私の50倍くらいは女の子にもてそうなのだ。ふざけんなや~っ、と私は怒りに震えたのである。そもそもマッチングアプリで知り合い、車に乗ってもらえる時点で、私よりも遙かに上を行っているのだ。

まあ、マスク補正の可能性はある。マスクを取ると鼻の穴の直径が30センチくらいあるとか、口の形がムン大統領そっくりとか、何らかの欠点があるのかもしれない。だが、冷厳たる事実なのだが、マスク補正すら不可能な顔も存在するのだ。しかも、マスクではハゲは隠せない。マスク補正がかかるだけマシである。

くそお。犯罪者のくせに、私よりもイケメンとはけしからんやつだな。死刑になればええんじゃ~っ。

で、きちんと不細工な犯人はいないか、とネットを探していると、腹が立つことに、さらにイケメンがいた。ただし、顔はイケメンだが、ポーズがものすごく変なのだ。こいつである。

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ローザンヌ国際バレエコンクールで入賞経験がある25歳の男なのだが、バレエの指導をしていた16歳の女の子にわいせつな行為をし、さらに「ただの遊びで、他にも毎日のように女の子たちとやっている」などと彼女にメッセージを送って一方的に連絡を絶っていたのだそうだ。

極めて非道である。だが、いくらなんでもこの犯人の写真はひどすぎないか。なんじゃい、この変態丸出しのポーズは。バレエの世界では有名なのだから、いくらでもちゃんとした写真はあるだろうに。

こんな写真を見せられたら、「こいつは、ロリコンで盗撮と痴漢の常習犯で、しかも女性のウンコを食べると興奮する性癖があり、毎朝女子高生からウンコを一万円で買っていたらしい」と説明されても、「ああ、こいつやったらやるやろな」と納得するのである。

おそらくこの写真を選んだテレビ局の人間は、「16歳の女の子にひどいことをしやがって。よっしゃ、できるだけ変な写真を使って笑いものにしたるんじゃ」と懸命に探し回ったに違いない。

グッドジョブである。もし、会うことがあったら缶コーヒーくらいはおごってあげたい。