だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

アメリカのTVドラマが、どうも最近つまらない。というか見ていて腹が立つ。くわ~っ。

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まあ、アメリカ人なんて知的レベルも民度もひくい連中の集まりだから仕方ないんですがね。それにしてもアメリカのTVドラマは、ずいぶんとつまらなくなった。

だったら見なきゃいいんだけど、私は途中でやめない派だし、クレオパトラ似の奥さんと一緒に見ているから仕方がないのだ。「こんなバカなドラマは私は見ない。一人で見たまえ」とは言えないのである。

しかし、このあいだ見た「S.W.A.T」もひどかったなあ。

人種差別がテーマで、アジア人や黒人を殺そうとする白人連中が出てくる。で、連中は共通したタトゥをほっているんだが、それが「鉄十字」なんですよ。鉄十字とは、中世時代からヨーロッパで使われているシンボルで、今もドイツ連邦軍の紋章として使われ、勲章としても授与されている。

それを「S.W.A.T」では、なんと言ったか?

「これは、ナチスの象徴だ」

アホか、ですよ。ナチスの象徴は、ハーケンクロイツ(鉤十字)でしょうが。今でもドイツで正式に使われている鉄十字をはっきりと出して、「これはナチスの象徴だ」などとよくも言えたものです。ドイツ人をバカにするか~っ。まさにドイツに対する人種差別なわけです。まあ、私は韓国人、フランス人、中国人、イギリス人の次にドイツ人がきらいだから、心情的にはいいんですけどね。ただ、間違った認識であることは確かだ。

おそらくハーケンクロイツはテレビ的に出しにくかったのでしょう。出すと怖い怖いサイモン・ヴィーゼンタール・センターが出てきて、「見たでぇ。お前ら、ハーケンクロイツ出したな。ナチスのマーク出したな。ユダヤ人虐殺したナチスのマークを出しといて、ただですむと思てへんやろな」などと脅されるのである。だから、苦肉の策で鉄十字を出したんでしょう。ああ、怖い怖い。

そう言えば「S.W.A.T」は、最近、BLMの影響が強くて、警官に殺された事件ももろに扱っていた。主人公は黒人なんだが、そういう状況に悩んだりするシーンも多い。

ただ、この「S.W.A.T」というドラマは、全体的に古臭いタイプのドラマなんですよ。展開や演出、キャラクターもお決まりの設定で、頭の先からチンコの先まで予定調和のカタマリなわけです。それなのにテーマだけがリアルだから、ドラマとしてのまとまりに欠け、掘り下げが浅いように思える。「いや、お前らは、アホやねんからテキトーにアクションやっとけや」と言いたくなるわけです。同じ人種差別のテーマなら、まだ「シカゴPD」のほうが出来はよかったなあ。

そういえば、「サバイバー 宿命の大統領」もつまらんなあ。大統領をはじめ、自分以外のほとんどの大臣が爆破テロで死んでしまうというシーズン1は、まあまあ面白かったのだが、シーズン2はやたら活躍する女性捜査官が出てきて現実味がなくなった。シーズン3は、見ている途中なのだが、「どこがサバイバーやねん」という展開である。

で、このあいだの「サバイバー」で実にイヤなものを見た。

黒人のゲイによる性交描写である。裸の黒人の背にもうひとりの裸の黒人がおおいかぶさり、腰を動かしているのである。さすがに尻は映してないが、「ああ、セックスしてますね。尻の穴にチンコを突っ込んでますね」ともろわかりの描写なのだ。

いやいやいや、このドラマでは男女のセックスもこれほど露骨に出してなかったように記憶している。なぜ、黒人のゲイの性交渉は、ここまで描写するのか。「へへへ、どうでっか黒人の皆さん。わしら、黒人の皆さんのためにサービスしてまっせ。BLM!BLM!」とでもいうのだろうか。

LGBTとBLMがアメリカのTVドラマを殺すのだ。このままでは、単純明快かつ美男美女満載の中国TVドラマに負けてしまうぞ。