だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

新しいパソコンを注文したら、第4世代のCore i5パソコンが、急にキビキビ動き出した。

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テレビでもネットでもさかんにブラックフライデーと言っている。安売りだからって、なにをはしゃいでおるのか。この貧乏人めがと腹立たしい。しっかり定価で買わんかい。

そもそも私は、最近黒人が嫌いになってきたのでブラックと聞くだけでイラッとなる。アジア人に対するヘイトやら暴力やら、どうせ自分たちが差別されてきた腹いせにアジア人をスケープゴートにしているのだろう。ふざけんじゃないよと言いたい。ブラックフライデーではなく、せめてイエローフライデーとでも改名していただきたい。

で、実は私も貧乏人である。いまだに8世代くらい前のCore i5のノートパソコンを使っているのだ。もうね、ブラウザの反応の悪さに耐えきれないわけです。SSDに換装してからはましになったとは言え、それでもやっぱり石器時代のCPUである。ちょっと重たいサイトだと、くるくる輪っかが回っておるのです。

ある日「見た瞬間に勃起するようなエロ画像はないものか」と探している途中で、偶然「このパソコンが高性能で安いで」というサイトを見つけた。Ryzen7搭載で43,690円である。メモリは8GBでSSDは250GB。容量がかさばるエロ動画はハードディスクに保存してあるし、とりあえずは250GBで十分だろう。

よく調べてみるとRyzen7とはいえ2700Uである。2017年製のCPUなのだ。だが、intelと比較すると、Core i7-8550Uよりもベンチマークでは上である。ほお、なかなかやるではないか。

そのサイトには、¥55,690の定価が棒線で消してあって、その横に¥43,690と載せてある。うーん、2割引を超えているではないか、確かにお得である、いやいやいや、まてまて、4万円あればキャラメルコーンがいったいいくつ買えると思っているのか、引きこもり老人の私が新しいパソコンなど買う資格があるのか、い~やないな、4万円使うのならクレオパトラ似の妻になにか買ってやるべきではないか。

そう思い悩んだのだが、結局妻には「パソコンが爆発して壊れた。やっぱり中国製はダメだね」と嘘をついて新しいパソコンを買うことにしたのである。まあ、新しいパソコンも中国製なんだけど。

で、不思議なんだが、私が使っているThinkPad L540の動作が急に早くなったのである。30秒ほどで起動するし、数千枚はあるエロ画像のサムネイル表示も素早くなった。ブラウザの動きもテキパキ動くようになったのである。

特にシステムをいじったわけではなく、考えられるとすればWindows10の更新くらいだろうが、更新だけでこれほど速くなるだろうか。

もしかすると、これは、あれか。新しいパソコンを買うという決心を知り、ThinkPadが「わし、まだ使えるがな。古いいうてもCore i5でっせ。まだまだがんばりますがな。わしを見捨てんとってください」と最後の悪あがきをしているのだろうか。

だが、もう遅いのだ。栄光のIBMからレノボなどという習近平配下の恥ずべき中国企業に身売りされた時点で、こうなることは見えていたのだ。私のThinkPad好きだという惚れた弱みに付け込んで、努力もせずにのうのうとふんぞり返りやがって。ふてえ野郎だ。

ノートパソコンのくせに据え置き型として長く机の上に鎮座していたThinkPadに向かって、「お前はお払い箱だ」と私は言い放った。