だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

北京オリンピックの外交ボイコットには意味がないだと!? この習近平の手先がっ!

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北京オリンピックの外交ボイコットには意味がない、などと言っている人がいるようだが、いやいやいや、意味はあります。

それは、中国の対応を見れば明らかなわけです。ちょっと記事を読んでみましょう。

▼中国外務省の汪文斌副報道局長は、米国とオーストラリアに続き、英国、カナダも来年の北京冬季五輪の外交ボイコットを表明したことについて「誤った行為に代償を払うことになるだろう」と警告した。中国がこれまで関係国に招待状を送ったことはないとの立場を繰り返し、「彼らが来ようと来まいと北京五輪は成功裏に開催される」と強調した。

ね、もう必死のパッチです。外交ボイコットされるのが悔しくてならないわけです。

「お前らに、そもそも招待状なんか出してへんわい」と言い張るかっこ悪さ。特に最初のころ、米豪のボイコット表明時には、「強烈な不満」などと本音をさらけだしました。今回の「誤った行為に代償を払うことになるだろう」なんていう言葉も、これは北の将軍様が言うようなセリフであって、よほど悔しかったのでしょう。中国はメンツの国ですからね。そういう意味で、十分に意味はある。

もちろん、外交ボイコットをしたからと言って、ウイグルチベットや台湾問題に対して「反省してま~す。もう、人権蹂躙はやめま~す」となるはずがない。実質的には無意味であるにちがいない。だからといって、意思表明をしなければどうなるか。中国や韓国、北朝鮮のような国は「ああ、何も文句がでぇへんのやったら、問題ないんやね。よかったよかった」となるのである。もう、絶対にそうなる。

少なくとも「あれ? なんか怒ってはるのとちがう?」くらいは思わせておかないといけないわけです。その意味で外交ボイコットは意味がある。普通に「人権蹂躙が~」と言い立てても、中国はいつもの通り無視するだけですよ。そんなのわかりきってるじゃないですか。蛙の面に小便、習近平の面に大便です。普通に中国を非難しても、それこそ意味がない。

中国にとって、北京オリンピックは国家戦略上もっとも大きなプロジェクトであり、だからこそボイコットする意味が生まれるんです。

また、外交ボイコットというメッセージは、中国に対しての発信だけではなく、現在人権を蹂躙されている人たちに対するメッセージでもある。外交ボイコットには意味がないからと、なーんも言わずにニコニコしながら参加したら、人権を蹂躙されている人たちは希望をなくしますよ。そんなの寂しいに決まってるじゃないですか。どうしてそういう視点から物事を考えないんでしょうね。

で、「外交ボイコットは無意味だ」と言う人たちは、必ず「だからといって、ウイグル問題は決して軽視できないと思う。強いメッセ―ジを打ち出すべきだ」というような言い訳も用意している。

「人権蹂躙はどうでもええんかいっ」と責められることに対して、あらかじめ予防線を張っているんですね。私が不細工なオッサンを非難するときに、「私も不細工だが」と言っておくのと同じだ。ああ、イヤらしい。

「平和の祭典を政治の道具にしてはならない」などもよく出てくるセリフですが、書いてて恥ずかしくないんですかね。きっと頭の中がお花畑なんでしょう。オリンピックなんて元々政治の道具でしょうが。努力根性金メダル。オリンピックは、血を流さない戦争なんです。

というわけで、皆さん。

いっつも無表情な習近平のオッサンを、少しくらいは悔しそうにさせるためにも、大日本帝国が外交ボイコットをすることに、私は両手どころか両足、いや、チンコまで高々とあげて賛成するのであります。