だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

韓国版マカロニウエスタン「群盗」は、なかなかの秀作。まあ、「怒りの荒野」には負けるけど。

別に韓国が好きなわけではない。はっきり言って面倒な国である。属国根性が染みついた情けない国だし、その延長で被害者アピールがお家芸であり、非情にうっとうしい。

ただ、最近は、よく韓国映画を見ている。志や映画自体のレベルは日本の方が高いと思うのだが、感情に訴えるものは韓国の方が上のような気がする。ひとことで言うと、芸術とか深みとか関係なしに、とにかく面白ければいいと開き直っているように思える。作りが下品だ。ゲスである。だが、言うまでもなく映画においてはゲスな部分が面白いという一面はあるのだ。そもそも、私は下品が嫌いではない。いや、大好きなのだ。さあ、おっぱいを出したまえ。

ちなみにK-POPは断固として聴かない。志が低すぎて気持ち悪い。断固としてどころかウンコとして聴かないと言ってもいいくらいだ。

さて、この間、「群盗」という韓国映画を見た。Amazon Prime Videoで無料だった。月額500円でこれだけ楽しめるとは、NHKにも見習っていただきたいものだ。革命が起これば、真っ先にNHKを成敗してやる。

この「群盗」という映画、圧政に苦しむ庶民たちとそれを助ける盗賊たちの話である。ちなみに朝鮮王国時代は奴隷階級があって、衆人環視の中で裸にされたり性暴力を振るわれたりして、中には自殺した女性もいるらしい。日本が統治した際に「コラコラ、そんなことはやめなさい」と奴隷制度をやめさせたというのだが、さすがは大日本帝国である。天皇陛下万歳

まあ、朝鮮の王族や貴族と言っても、明や清からは下僕扱いされていたし、実際に奴隷として売り買いされた貴族も多いらしい。その鬱憤を庶民や奴隷を使って晴らしていたんだろう。韓国では、現在でも上の人間がやたらとパワハラ問題を起こしたりするのは、そうした時代の名残なのかもしれない。

まず、オープニングで驚いた。

悲惨な状況に苦しむ庶民が描かれ、彼らを苦しめる貴族たちの横暴が描かれ、さらには貴族たちを懲らしめる盗賊たちの勇姿が描かれる。そして、オープニングロールが流れ出すのだが、あなた、曲がなんとマカロニウエスタンの名作「怒りの荒野」のテーマであり、タイトルバックの映像の処理もよく似ているのである。

となると「パクりだ」などと言う人もいるかもしれないが、これはオマージュであり、それは映画を見ればはっきりとわかる。マカロニウエスタン好きの私からしても、韓国版マカロニウエスタンと認めることができる出来なのだ。

怒りの荒野」と言えば、元祖世界一かっこいいハゲであるリー・ヴァン・クリーフと甘いイケメンのジュリアノ・ジェンマが出てくる傑作である。その格好良さからは数段落ちるものの、それなりに役者たちは魅力的で見せ場も多い。残念ながら、このアッケラカンとした映画を日本が作れるかというと、う~ん、わからんなあ。

この手の映画は、もう、韓国に任せてもいいのかもしれないな、と私は一抹の寂しさを感じながら思ったのである。

 


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