だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

熊野正士参議院議員よ。エロ小説の創作は、私に任せろ!

いやあ、びっくりした。以下の文章は、公明党の熊野参議院議員という人が知り合いの女性に対して送ったLINEのものだと言う。文春や新潮にすっぱ抜かれたらしい。

○○さんに、キスをしたら、「気持ちいいわ、あなた、舌使いがとても上手になったわね」って、目がとろ~んとなるの。僕が、今度は、首筋からオッパイをゆっくり、丁寧に舐め回して、そしたら、○○さんが、大きな喘ぎ声を出しながら、「アソコも、そのいやらしい舌で気持ちよくして」って言うの。僕が、アソコを優しく舐め出すと、すでに濡れまくっていた○○さんのアソコから愛液が溢れ出してきて、もうビチョビチョになってきて、「あー、もう我慢できないわ、今度は、あなたのアレを入れてきて、早くぅ、お願い」って○○さまが言うの。

こんな下手くそな文章を送られたら、相手は怒るに決まっているではないか。私のチンコだってピクリとも動かない。むしろ、なえる。点数をつけるとせいぜい12点だ。まるで中学生である。いや、中学時代の私だって、もっとまともなエロ小説を書いていたぞ。

それが証拠に、私は一度もエロ小説を書ききったことはない。書き終える前に自分の美しくもエロい、例えて言うならば普段は清楚な美女がベッドの上では妖艶な笑みを浮かべて自ら裸になり、一瞬浮かんだ恥ずかしげな表情はそれも演技なのか、想像以上に大きな胸ながら乳首は小さくピンク色をして、そのアンバランスさに知らずに喉が鳴り、それを耳にしてクスっと笑いながらもこちらを目で誘ってくる、そんな文章を書くうちに思わず興奮してしまい、ついには辛抱できずにペンを持つ手でペニスを掴み(以下略)。

ああ、あの頃の私が書く文章は、例えエロ小説といえども天才的な輝きがあったんだがなあ。あのままエロ小説の道を歩めば、大ヒットして今頃大豪邸に住んでいたかも知れないんだがなあ。いや、完成させられないんじゃ意味ないか。私の敏感すぎる心とペニスの問題なのだ。仕方がないね。

さて、熊野議員の件である。こんな文章をLINEで送る以上、かなりの深い関係があるはずで、だとすれば「せっかく抱かせてやったのに捨てられた。ええい、この恨み、いかに晴らしてやろうか。そや、文春や。ついでに新潮にも送っといたろ」という推測も成り立つ。その場合は、二人は不倫関係である。

カラダの関係もないのにこんなのを送ったとしたら、それは完全にキチガイである。だけど、性犯罪者はキチガイが多いからなあ。

まあ、不倫かセクハラかは、正直どちらでも関係ない。やはり、今回の注目点は、彼が書いたというエロい文章である。これは、ひどい。いくら不倫関係でも、こんな文章を送られたら愛情など消え失せるのではないか。文才ゼロ。想像力ゼロ。オリジナリティーゼロ。特に語尾の気持ち悪さは抜きん出ている。

どんな顔をしているのか見てやろうとオフィシャルサイトを見たら、あなたこの人、医者ではないですか。顔つきもまともそうだし、強いてあげればちょっと笑顔が気持ち悪い。修正が原因だろうか。エゴイストかつナルシストで、当然のごとく自信家。

まあ、真面目なんでしょうな。遊び慣れた地位ある人が、今時、LINEでこんな文章を送るはずがない。晒されたら人生おしまいである。妻も子供もいるらしく、彼の心境を想像すると恐怖しかないのである。ああ、自分じゃなくてよかった。

ちなみに好きな言葉は「人生とは未知の自分に挑戦すること」だそうで、今回の件では、精一杯、未知の自分に挑戦したといえるのではないか。めでたしめでたし。