だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

ブラックフライデーという病。欲しくもなかったEcho Show 5をつい買ってしまう。

私は、欲しいものしか買わない派である。10,000円のものが100円になっていても、いらないものは決して買わないのだ。

例えば、使用済みのパンツである。どんな美女であっても私の好みのタイプでなければ絶対に買わないのだ。嘘だと思うのなら、私の前でパンツを脱いでみなさい。さあ、脱ぎたまえ。

さて、ブラックフライデーとやらがはじまっていて、私は右往左往する庶民たちを冷笑しながら見ていた。安いからと物欲を満たそうとする、実に情けない人たちである。欲しいものなら定価であってもその時点で買うべきであり、「安いから」買うというのは買い物においては邪道なのだ。福袋など下の下、地底人レベルのお買い物なのだ。

で、私は、特に欲しいものはないのだが、世間の連中が騒いでいるブラックフライデーとやらを見物してやろうとAmazonのサイトを見ていたのだが、そしたら、あなた、実に驚いた。

それはEcho Show 5という商品でAmazonのデバイスなのだが、基本的にはデジタル時計やフォトフレームとして使え、さらに「おい、こら、 アレクサ!」と呼びかけることで、天気を教えてくれたり音楽を流してくれたりするのだ。まあ、召使いみたいなものである。

定価8,980円なのだが、それがなんと2,980円になっていた。さらに初めての購入であれば、そこから1,000円引きになっているではないか。つまり1,980円である。

思わず購入してしまったのだ。ああ、情けない。

で、今日届いて、さっそく使っているのだが、これがなかなかおもしろい。デジタル置時計としても出来が良くて、視力の落ちた私にも非常に見やすい。リビングに置いていた電波式の液晶時計をお払い箱にしたのである。さらにスピーカーも悪くはない。低音など効きすぎるほどでイコライザーで調整したくらいだ。

アレクサはパソコンでも使っていたのだが、Echo Show 5で使う方が未来感があっていい。あとは、アレだな。一応女性の声になっているのだが、もっと自然な発声で、さらに色っぽいタイプも選べるなら楽しそうである。

「アレクサ、パンツを脱ぎたまえ」などと命令して、「え~っ、困ります」などと答えてくれたら最高なんだが。