だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

明けても特にめでたくはない一月一日。これから「大怪獣の後始末」を見ようと思う。

どうやら年が明けたらしい。私は、そういうことに興味がないタイプだから、いつもの平日とまったく変わらない一日である。

さきほど郵便局員が年賀状を届けてくれたのだが、もう年賀状をやめたのでこれも関係がない。お年玉付きの年賀状のみ保存して、それ以外は速攻でゴミ箱行きだ。住所氏名が書いてあるので破り捨てるのだが、最近は後ろめたささえなくなった。子供の写真の年賀状など、むしろ力を込めて破り捨てている。思い知れっ、馬鹿者よ。

テレビは見ない。テレビ芸人たちが騒いでいるだけで、あんなものを見ても腹が立つだけだ。私には笑いのセンスがなく、彼らの言動は単なる悪ふざけに思える。ちなみにクレオパトラ似の妻は明石家さんまが好きなようだが、正直、私は一度も声を上げて笑ったことがない。まあ、楽しい人だとは思うし、現在の北野武よりはマシだと思うが。

で、そんな私がこれから何をやるかというと、Amazon Prime Videoで「大怪獣の後始末」を見るのである。ものすごく評判が悪かった映画だ。怪獣の死骸をどう処分するかという、昔、その手の研究本が流行ったときに提示された課題がアイデアの骨子となっている。

言ってみれば「シン・ゴジラ」の特殊車両部隊にのみフォーカスした展開なのだが、となると人間ドラマをたっぷり加えないと映画として成立しないだろう。なんか、面倒くさそうだなあ。私としては、大怪獣にテーマを集中して、その謎に迫って欲しいのだが。例えば、ジュラシックパークで「おおっ、恐竜が生きとるやんけ」というあの驚きと感動が欲しい。

まあ、それが無理なことは低評価によって明らかであるわけで、こうなったら思い切りハードルを下げて見るのが吉である。30センチのハードルでも蹴躓く可能性があるため、10センチまで下げようと思う。

気が向いたら感想を書くつもりだ。乞う御期待。