だれかが松葉杖で扉をたたく

結構、嘘つきである。

Amazon初売りセール。1,980円の魔力にまたしても勝てず。

いやあ、またAmazonで買ってしまった。

パソコンのスピーカーは、20年くらい前に買ったオンキョーのそこそこいい製品を使っているんだが、Amazonの初売りセールで「Echo Dot」というスマートスピーカーを買ってしまったのである。

貧乏かつケチな私は「いらないものは絶対に買わない派」である。中身がわからない福袋など親のカタキほどに憎んでおり、毎年、百貨店の福袋に群がる連中をテレビで見ては歯ぎしりをしながら「この金持ちどもが~っ」と悔しがっているのだ。

そんな私がなぜ「Echo Dot」を買ったかというと、値段が60%引きの1,980円だったからだ。私が買ったのは第三世代で、第四世代の球形のEcho Dotなら2,980円。第四世代しかなければ、絶対に買わなかったのだが、1,980円なら、あなた、やっぱり買ってしまうのである。かつては200万円のバイクを衝動買いした私が、今では上限1,980円の男になってしまった。実に悔しい。

買った以上は使わなければならず、オンキョーのスピーカーをどうするかが問題である。パソコンモニターの両脇に置き、見た目もサウンドも申し分なく、欠点はACアダプターが馬鹿でかいことくらいだ。

これをお払い箱にするのはもったいない。まあ、Echo Dotはアレクサを使えるから単独で置いておくというのが一番か。いずれスマート照明器具を買って、「アレクサ、照明をつけんかいボケッ」などと命令するのもいいかもしれない。

ちなみにこの間買ったモニター付きのEcho Show 5は、「アレクサ、3分タイマーじゃ、クソボケッ」などとカップヌードルを作る際に活用している。以前使っていた液晶の時計と比べてくっきり見やすいので、時計の機能だけでも1,980円の価値はあるように思える。

しかし、最近は「アレクサ」だの「オーケーGoogle」だの、機械相手に声をかけることが多く、そんな自分にやや疑問を感じるのだ。

で、ふと、思いついたんだが、Amazonとの企業コラボにより、さらに本体の値段を安くすることができるのではないか。「アレクサ」の呼びかけを例えば「サッポロ一番、味噌ラーメン」とかにするのである。Echo Dotサッポロ一番バージョンである。

本体の感度を低く設定して「もっと大きな声で言ってください」と繰り返させれば、本人の刷り込みと同時に、近隣住民への広告としても活用できるのだ。その上でEcho Dotの価格を680円くらいに設定すれば、飛ぶように売れるような気がする。

まあ、「サッポロ一番、味噌ラーメン」程度ならいいのだが、AV作品で「お前のアナルで六本木にマンションを買おう。お兄ちゃんはそう言って、妹の私にお尻の穴で生活費を稼がせた」とかになると、呼びかけるだけで大変である。1円でも売れないのではないか。

そういう場合は、その作品をインストールしておいていつでも見られるようにしておけばOKである。980円でも売れるに違いない。